学校給食で『ぶり大根』の美味しい作り方やレシピを解説
胚芽ごはん 牛乳 ぶり大根 味噌汁 納豆
今回は給食の美味しい「ぶり大根」の作り方を解説していきます。
・各献立に関する解説とポイント
・鰤 (ぶり) について
・『ぶり大根』のレシピ情報
ぶり大根
味がしっかり染みた、
『ぶり』と『だいこん』
冬の定番料理と言っても、過言ではありません。
ごはんのおとも、お酒のおつまみに、
おすすめな逸品です。
鰤 (ぶり) って、どんな魚?
スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。
主な生息域は、日本海南部と北海道南部-九州の太平洋岸です。
平均的なブリの大きさ
全長 約1m・体重 約8kg
ぶりは出世魚なので、成長と共に名前が変わります。
また関東、関西で呼び名が変わるのもブリの特徴のひとつです。
成長と共に名前が変わるブリ | |
関東での呼び名 | イナダ→ワラサ→ブリ |
関西での呼び名 | ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ |
名前の由来は諸説あり
・ブリは脂がのって美味しいので、「アブラ」が「ブラ」に略され、さらに言われてるうちに「ブリ」となったという説。
・魚の身が赤くて、「ブリブリ」しているからといった説。
鰤 (ぶり) の旬はいつ?
旬は産卵期前の脂が乗る冬で、この時期のブリを「寒ブリ」と呼びます。
春になり、産卵期に入ると脂が一気に落ちます。
脂が落ちて、まずくなるということはなく、逆にサッパリしてて、春の鰤 (ぶり)の方が好きだという方もいます。
「ぶり大根」とは?
ブリのアラを大根と一緒に醤油、砂糖、みりんで煮付けた料理。
「ぶり大根」はどこの郷土料理?
ぶり大根はどこの郷土料理だか、ご存知でしょうか?
意外に知らない方が多いですが、富山県の郷土料理になります。
2007年、農山漁村の郷土料理百選で富山県の郷土料理として選定されました。
鰤 (ぶり) を使用した おすすめ料理5選
刺身やカルパッチョ
鰤のたたき
鰤しゃぶ
鰤の塩焼き、照り焼き
鰤の竜田揚げ
ぶり大根のポイントについて
★鰤は下茹で
ぶりは軽く下茹でして、臭みを取り除きます。
湯通しするイメージです。
※茹ですぎると、鰤の旨味が抜けてしまうので茹ですぎ注意。
★だいこんをしっかり茹でる
だいこんは柔らかくなるまで、よく茹でます。
茹でることにより、えぐみが取れて、味も染み込みやすくなります。
また、 米のとぎ汁がある場合は、磨ぎ汁で大根を茹でるのがおすすめ。
米のでんぷん質と大根に含まれる、でんぷん分解酵素が合わさり、分解されたでんぷんが糖分に変化し、大根が甘く茹であがります。
★火止めする
火止めして、冷ます過程で具材に味が染み込んでいきます。余裕をもって、調理開始しましょう。
ぶり大根のレシピ
【ぶり大根 1人分の分量 g 】
ぶり・・・・・・・50
だいこん・・・・・80
ねぎ・・・・・・・20
生姜・・・・・・・・1
しょうゆ・・・・・6.5
砂糖・・・・・・・1.5
みりん・・・・・・1.5
酒・・・・・・・・1.5
だし汁・・・・・・10
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
味噌で煮込む「ぶり大根」もオススメ!
普段のぶり大根に飽きたという方にオススメなのが、ぶり大根の味噌煮。
味噌により、ブリの臭みをごまかせるので、こどもたちにもオススメです。
【ぶり大根の味噌煮 1人分の分量 g 】
ぶり・・・・・・・50
だいこん・・・・・80
ねぎ・・・・・・・20
生姜・・・・・・・・1
味噌・・・・・・・・2
赤味噌・・・・・・・1
しょうゆ・・・・・・1
砂糖・・・・・・・・2
みりん・・・・・・1.5
酒・・・・・・・・1.5
だし汁・・・・・・10
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
味噌汁
油揚げ、玉ねぎ、小松菜、えのきの味噌汁です。
納豆
納豆は大豆を納豆菌により、発酵させたものです。
栄養価がとても高く、様々な栄養素が含まれていて、身体の調子を整えてくれます。
今日の給食では、納豆のタレを手作りのタレで提供しました。
以下、納豆のタレのレシピになります。
【納豆のタレ 1人分の分量 g 】
しょうゆ・・・・・・2
砂糖・・・・・・・0.2
みりん・・・・・・0.9
だし汁・・・・・・・2
※参考までにご覧下さい。
においも強烈でした。
家でもそうですが、納豆は食べるのは好きですが、後始末が面倒ですよね。
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