ワンタンスープの美味しい作り方・給食調理員おすすめの包み方がこちら
ごはん 牛乳 白菜の中華炒め ワンタンスープ ぽんかん
ワンタンはひとつひとつ丁寧に肉を皮で包みます。
今回は給食でのワンタンスープの美味しい作り方を
詳しく解説していきます。
・各献立に関する解説とポイント
・ワンタンについて
・『ワンタンスープ』のレシピ情報
白菜の中華炒め
豚肉、いか、白菜、チンゲン菜、
ねぎ、春雨が入った炒め物です。
貧乏中華丼の具って感じですね。
白菜の中華炒めという名だけあり、
白菜を大量使用しています。
白菜から、たくさん水分が出てくるので、
白菜は軽く下茹でするのをオススメします。
ワンタンスープ
ツルンとなめらかなワンタンは、
こどもたちにも人気なメニューです。
熱々のスープに浮かんだワンタンは、
心と体をポカポカにしてくれます。
ぜひ、ご家庭でも給食の味を再現してみてください。
ワンタン (餛飩、雲呑) とは?
中華料理のひとつで、
中国南部の有名な点心。
細かく刻んだ肉や魚類、
野菜などを混ぜた餡を、
薄く伸ばした小麦粉の四角い皮で包み、
茹でてからスープに入れて作られます。
点心とは?
中華料理の軽食の総称。
中華料理の主菜と中華スープ以外のものを指し、
食事の間に少量の食物を食べることなので、
菓子、間食、軽食は中国では、
全て点心と呼ばれます。
ワンタンの歴史
ワンタンの歴史は古く、
もともと華北で生まれたが、
当時は餃子と区別されていませんでした。
現在のワンタンが形作られたのは、
華北ではなく、華南であり、
唐の時代 (618~907年) になってから、
「餛飩」「餃子」の言葉が区別されました。
そして、ワンタンは、
中国から日本に伝来したワンタンが、
『うどん、ほうとう』のルーツである
可能性もあると言われています。
ほうとうの記事はこちらをご覧下さい。
名前の由来には諸説がありますが、
ワンタン(雲呑)の名前の由来のひとつとして、
スープに浮かぶワンタンが、
雲が浮かんでいるように見えたそうです。
それを飲むと幸運が訪れるということから、
『雲呑』と呼ばれるようになったそうです。
給食調理員おすすめワンタンの包み方
わんたんの包み方は、
折って、両サイドに、
ひだをつくって、包んだり、
餃子のように水を使って、
包んでいくやり方など、
色々な包み方がありますが、
忘れてはいけないのが、
給食は大量調理ということ。
大量調理になると、
家庭の量とは違い、包む量も多く、
限られた人員と時間で、
包まないといけないので、
丁寧に包む時間もありません。
今日は 1,500個のワンタンを包むのに、
5人 で 1時間程 かかりました。
個人的におすすめなのが、
こちらの簡単な包み方です。
①皮の真ん中に具を入れる
②少しずらして、皮を半分に折りたたむ
③さらに半分に折りたたむ
~完成~
1個、包むのに10秒かかりません。
右手でスプーンを使って、肉だねを取り、
左手でワンタンの皮を取り、
①~③の工程をひたすら繰り返します。
おすすめワンタン料理
揚げワンタン
カリカリとした皮に、中から溢れだす肉汁。
一度食べたら、やみつきに。
エビ (海老ワンタン)
ぷりぷり食感と、
つるんとしたワンタンの喉ごしがクセになります。
ワンタン麺
ワンタンをラーメンの上に乗せたものがワンタン麺。
叉焼の代わりにワンタンおすすめですよ。
ワンタンが濃厚なスープとよく絡み合います。
皮を開封前に常温に戻しておくと、
包みやすくなります。
ワンタンを包む上で、大事なことは、
中の具材が出てこないことです。
そして、餡を多く入れすぎないこと。
たっぷり入れると、火が入りにくく、
生で提供してしまう恐れがあるので、
おすすめしません。
包み方は色々ありますが、
個人的におすすめな包み方が
上記でも説明した包み方です。
★ワンタンの入れるタイミング
ワンタンはサッと茹でてから、
スープに投入するのが一般的ですが、
直にスープに入れるのも、
汁にトロミがついて、オススメです。
沸騰したところに投入して3分程で、
ワンタンが浮いてきますので、
浮いてきたら、中心温度計で、
温度を計って、仕上げましょう。
ワンタンを入れるときは、
手裏剣を投げるようなイメージで入れます。
【ワンタンスープ 1人分の分量 g 】
豚挽き肉・・・・・15
しょうゆ・・・・・0.5
こしょう・・・・0.02
ワンタン・・・・・15
もやし・・・・・・10
にんじん・・・・・10
にら・・・・・・・・5
ねぎ・・・・・・・・5
しょうゆ・・・・・3.5
塩・・・・・・・・0.5
黒こしょう・・・0.03
ごま油・・・・・・0.2
スープ・・・・・130
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
ぽんかん
ポンカンの『ポン』は、
原産国インドの西部にある地名
「Poona(プーナ)」が由来。
これを日本で『ポン』と発音し、
『カン』は、
オレンジなどの柑橘類をさす『柑』で、
【ポンカン】となりました。
ぽんかんの特徴
濃い甘さと爽やかな芳香のポンカン。
外皮はむきやすく、
果肉を包む内皮は柔らかいので、
みかんのように食べられます。
果梗部にデコが現われやすいのも、
ぽんかんの特徴のひとつです。
冬 (12~2月) に収穫されます。
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