暑い日に食べたい!給食で美味しい冷製パスタの作り方
ツナとトマトの冷製パスタ 牛乳 キャベツのホットサラダ ぶどうゼリー
・各献立に関する解説とポイント
・冷製パスタについて
・冷製パスタのレシピ情報
ツナとトマトの冷製パスタ
サラダ感覚で、さっぱり
食べれる冷製パスタ。
トマトの酸味とバジルの香りが、
食欲をそそります。
ぜひ、ご家庭でも給食の味を再現してみてください。
冷製パスタとは?
その名の通り、
冷たいパスタのこと。
イタリアでは、元々、
パスタを冷やして食べる文化は存在しません。
それでは、なぜ、冷製パスタが誕生したのか?
ミラノでリストランテを開いていた、
グワルティーロ・マルケージが、
日本を訪れた際に食した、
蕎麦を気に入り、
冷製パスタを考案したと言われています。
冷製パスタの麺は基本的に、
カッペリーニ
(イタリア語:カペッリーニ)
という麺が使われます。
カッペリーニとは?
非常に細いスパゲッティ。
そうめんと同じぐらいの細さです。
パスタの製造元によって、
規格は異なりますが、
ロングパスタの中では、
最も細い製品がこの名で呼ばれてます。
麺の太さで名前が変わる?
スパゲッティは麺の太さで分類されます。
・カッペリーニ
1.2mm未満
冷製パスタ、スープパスタ
・フェデリーニ
1.3~1.5mm程度
冷製パスタ、
軽めのさっぱりソースのパスタ
・スパゲッティーニ
1.6~1.7mm前後
トマトソース系のパスタ
通常のパスタ
・スパゲットーニ
・ヴェルミチェッリ
2.0mm~
カルボナーラやナポリタンなどの重めのソースには、よく絡みます。
冷製パスタでカッペリーニを使用する理由
カッペリーニはとても細いので、
茹で時間も短いです。
2分前後。
学校給食で使用するのであれば、
1.4mmのやや細めの麺。
『フェデリーニ』
が、オススメ。
オイルソースや冷製、
スープタイプなど、
軽めのソースによく合うスパゲッティ。
これぐらいの太さの麺の方が
ドロドロになるのを防ぐだけでなく、
麺の食感も楽しめます。
それでも、数回に分けて茹で、
水冷して、手早く冷ましていきます。
プラス1~2分、
気持ち長めに茹でるのが、
冷製パスタのポイントのひとつです。
冷製パスタにオススメの具材は?
・タコ
・エビ
・ツナ
・明太子
・梅干し
・大葉
・アボカド
・トマト
・ズッキーニ
・きゅうり
・水菜
・バジル
冷製パスタの作り方は?
茹でたパスタを冷水で冷やし、
水気をしっかり切って、
具材やソースと和えるのが、
基本の作り方です。
茹でたパスタは水冷後、
取り扱いに注意。
具材やソースは早めに炒めて、
中心温度を確認して、
冷ましておきます。
最後に野菜を和えるように、
消毒されたキレイな釜で和えて、
配缶していきます。
味が馴染みやすくなります。
★麺を茹でるときに塩は使わない
塩を加えて茹でると、
パスタに含まれるタンパク質によって、
表面が固くなり、
ソースの味が麺の中に、
染みにくくなってしまいます。
★茹で時間
冷製パスタに使う場合は、
ザルに上げたら水でしめるため、
通常より1~2分長くゆでると
ちょうどいい固さに仕上がります。
★塩加減
塩味は温かいときより、
冷たい方が強く感じるので、
塩は調節しながら入れましょう。
【ツナとトマトの冷製パスタ 1人分の分量 g 】
スパゲッティ・・・60
ツナ・・・・・・・40
たまねぎ・・・・・60
トマト・・・・・・35
ズッキーニ・・・・25
にんにく・・・・・0.4
オリーブ油・・・・・2
塩・・・・・・・・1.8
黒こしょう・・・0.05
バジル・・・・・・0.1
レモン汁・・・・お好みで
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
キャベツのホットサラダ
千切りキャベツをサッと下茹で。
水気をしっかり切ったら、
小鍋で作った甘酢と、
黒胡椒で和えます。
時間が経てば、経つほど、
キャベツから水分が出てきます。
こどもたちが食べる頃には、
味がボヤけて、食べてもらえません。
しっかり水気を切り、
濃い目に味付けしましょう。
しかし、ホットサラダだと、
その味付け時にも苦労します。
熱々で食べると、
何とも言えない味ですが、
ある程度、
冷めてから食べると美味しいので。
少量をお皿に取り、
冷ましながら、
味見して、仕上げていきます。
ぶどうゼリー
水に寒天を入れ、火をつけて、
寒天をよく煮とかすのがポイント。
ぶどうジュースは食缶に移し替え、
湯せんして、温めておきます。
温めたジュース、砂糖を入れ、
温度が75℃以上1分間、
または85℃達温で完成です。
手早くゼリーカップに注いでいきます。
冷蔵庫で冷まし、
確実に固まるかを確認してから、
ゼリーカップに注ぎましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません