給食の野菜たっぷり『ほうとう』の作り方!材料やレシピも詳しく解説
最終更新日:2019.12.15
ほうとう 牛乳 鶏肉の竜田揚げ みかん
・各献立に関する解説とポイント
・『ほうとう』について
・『ほうとう』のレシピ情報
ほうとう
寒い日に食べたいほうとう。
カボチャなどの野菜を、
味噌ベースの汁で、
じっくり煮込んだ濃厚スープ。
これが太めのもちもち麺と、
しっかり絡み合い、
しみじみとした味わいが楽しめます。
ぜひ、ご家庭でも作ってみてください。
『ほうとう』について
山梨県を中心に、
郷土料理として愛されている、ほうとう。
太くて長い麺を、カボチャなどの野菜と
味噌仕立ての汁で、煮込んで作ります。
『ほうとう』の名前の由来は、
『餺飥(はくたく)』を音便にしたもの。
呼ばれていたと書物に記載があります。
『ほうとう』は中国から伝来した料理が、
日本向けにアレンジされたものです。
歴史が長いと言われています。
ほうとうの麺について
【手作り ほうとう麺 1人分の分量 g 】
小麦粉 (中力粉)・・・50
水・・・・・・・・・25
※中力粉がない場合は、
薄力粉10g 強力粉40g でもOK
小麦粉に水分を加えて、
よく練ります。
出来上がった生地は、
のし棒を使って、5mm程の厚さに
打ち粉をしながら、伸ばします。
それを折り重ねて、
包丁で1cm幅の間隔で切ります。
この時に打ち粉をしっかりするのが
ポイントです。
麺同士がくっつきにくくなります。
生地には、うどんのように、
麺のコシが求められないので、
生地を寝かせる必要もありません。
そして、塩も練り込まないため、
麺を湯掻いて、
塩分を抜く手順もありません。
捏ねて、切ったら、
すぐに使用できるので、
ご家庭でも、
簡単に手作り麺を楽しめます。
打ち粉がたっぷりついた
生麺を煮込むことにより、
汁には、トロミが付くのが
『ほうとう』の特徴と言えます。
山梨県民、絶賛!『ほうとう丼』
山梨県民の方々オススメしている
『翌日のほうとう』
一晩寝かせた、ほうとうは
とろみが出て、味も熟れてくるので、
作りたてより、好む人が多いです。
どんな食べ方をしているの?
ほうとうをごはんの上にのせて、
食べるのが人気だそうです。
ダイエットや健康に気を使い、
糖質制限してる方には向きません。
ほうとうの量を減らして、
ごはんを多めにしてあげるなどの、
工夫をしましょう。
ごはんの上に、ほうとうをかけて、
さらにお好みで、
少量のバター、しょうゆを
追加すると、
ごはんが病みつきに。
ぜひ、ご家庭でお試し下さい。
汁がなくなってしまいます。
冷凍麺を汁に入れて、再沸騰したら、
中心温度を確認して終了。
たくさん汁を吸った『ほうとう』も、
それはそれで美味しいですが。
給食では、余熱も考えて作りましょう。
★かぼちゃを入れるタイミング
かぼちゃは半分程、形が残るようにします。
崩れて、溶けやすいので、
入れるタイミングか重要です。
【ほうとう 1人分の分量 g 】
ほうとう(冷凍)・・80
豚肉・・・・・・・・15
油揚げ・・・・・・・・8
かぼちゃ・・・・・・30
だいこん・・・・・・10
にんじん・・・・・・10
ごぼう・・・・・・・・8
小松菜・・・・・・・・8
ねぎ・・・・・・・・10
しょうゆ・・・・・・・1
味噌・・・・・・・・10
赤味噌・・・・・・・・2
だし汁・・・・・・160
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
鶏肉の竜田揚げ
鶏肉に生姜、醤油、酒で下味をつけて、
片栗粉をまぶして、揚げます。
唐揚げと竜田揚げの違いは?
唐揚げ
下味を付けたものに、
小麦粉、片栗粉を薄くまぶして揚げたもの。
竜田揚げ
生姜、醤油、酒、みりんの和風の下味に、
片栗粉だけをまぶして揚げたもの。
本来は竜田揚げと呼ばれるべきものも、
唐揚げと言われてしまうことがあります。
【鶏肉 関連の記事】
みかん
愛媛のみかんです。
和歌山に続いて、愛媛が第2位です。
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