学校給食について
学校給食について
・責任者になりたい方、こちらの記事を必見! 責任者に求められるものについて解説していきます
給食とは?
特定多数人に対して専門の施設を用いて、
組織的・継続的に食事を提供するもの
学校給食の目標
学校給食法 第2条は義務教育諸学校における
教育の目的を実現するため
学校給食を実施するにあたっての
目標が規定されている
(以下は条文の各号)
①適切な栄養の摂取による
健康の保持増進を図ること。
②日常生活における食事について
正しい理解を深め、健全な食生活を
営むことができる判断力を培い、
及び望ましい食習慣を養うこと。
③学校生活を豊かにし、
明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
④食生活が自然の恩恵の上に
成り立つものであることについての
理解を深め、生命及び自然を尊重する精神
並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
⑤食生活が食にかかわる人々の
様々な活動に支えられていることについての
理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
⑥我が国や各地域の
優れた伝統的な食文化についての
理解を深めること。
⑦食料の生産、
流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
学校給食の歴史
1889年(明治22年)に山形県鶴岡町の
私立忠愛小学校で貧困児童を対象に
無料で学校給食を実施しました。
これが日本の学校給食の始まりです。
それが各地に普及されていきました。
当時の給食は、
おにぎりと漬け物のみの、
簡素なメニュー。
その後、欠食児童対策として、
一部の学校では、パンなどの提供。
1940年(昭和15年)には、
戦争の影響で、食糧事情が悪化し、
給食が一時中断。
戦後、アメリカや外国からの援助により、
1947年(昭和22年)に給食が再開。
1952年頃には、
食糧事情の改善と、
学校給食法の制定により、
全国的に完全給食を実施可能。
1960~1970年
脱脂粉乳が牛乳に変更。
1976年(昭和51年)
米飯給食が開始。
日本の洋食化が進んだ影響で、
パンや麺などが主食になり、
お米の消費量が減ったため、
米飯給食を推進することになりました。
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