給食で【手巻きのり】!セルフおにぎり・おにぎらす風で生徒も大喜び!
麦ごはん 牛乳 ツナそぼろ お浸し 呉汁 手巻き海苔
今日の給食は手巻き海苔を使用します。
ごはんとツナそぼろを巻いて、
楽しそうに食べていました。
・各献立に関する解説
・給食で手巻き海苔を出す3つのメリット
ツナそぼろ
ツナそぼろです。
過去記事にツナそぼろについて記載してあるので、
宜しければ、こちらをご覧下さい。
関連記事でツナサンドの記事もありますので、
宜しければ、こちらをご覧下さい。
お浸し
ホウレン草とえのきのお浸しです。
本日は大量のホウレン草が納品されました。
虫がついていないか、調理員、全員で、
1枚1枚、葉を検品します。
8人がかりで、約20分程かかりました。
比較的、綺麗なホウレン草だったので、
数匹程度の虫しかいませんでした。
そんな大量のホウレン草も茹でてしまうと、
とても少量になってしまいます。
と悲しい気持ちになりますね。
小松菜のシャキシャキ食感より、
ホウレン草のやわらかい食感の方が
好きだという方は多いのではないでしょうか?
こどもたちもよく食べていました。
呉汁
呉汁は日本各地に伝わる郷土料理です。
すりつぶした大豆が入った、
味噌汁のことを指します。
豆乳を入れたような、
濃厚で上品な味噌汁に仕上がります。
大豆の嫌いな方には、
受け付けない献立かもしれません。
手巻き海苔
今日は手巻き海苔です。
学校によっては、調理員によって、
握られて、『おにぎり』として
給食を提供しているところもあります。
しかし、近年、給食での、
『おにぎり』の提供は、
減少している傾向にあります。
給食のはじまりは『おにぎり』
日本の学校給食のはじまりは
明治22年(西暦1889年)。
山形県の私立忠愛小学校で、
貧困児童を対象に無料で給食を実施しました。
当時の献立は、
おにぎり、鮭の塩焼き、漬物でした。
これが現在の学校給食の基盤となりました。
手巻き海苔の別だしのメリットとは?
手巻き海苔だけを別に提供することで、
3つのメリットがあります。
①衛生面が良い
食材がバラバラな方が、
細菌は増えにくいので、衛生面に良いです。
人により、加工されていくことで、
食中毒のリスクは高まります。
手袋をするときも、
二重手袋などにしない限り、
必ず手袋に自身の指が触れてしまいます。
基本、二重手袋は禁止されています。
※破れていることに気づきにくくなるから
しかも調理員の意識が低く、
そこまで細かく気にしている方々は
あまりいないのが給食業界の現状です。
手袋しているからといって、
100%安全ではないのです。
不思議なことに手袋をして、
それだけで安心してしまう
調理員が多いです。
手袋着用後も、意識が弱い人は、
その手袋で無意識のうちに、
色々なところを触っています。
冷蔵庫の取っ手やドアノブ、台車など。
『自分は手袋をしているから』
『素手ではないから』
食品に触れても大丈夫だと
勘違いしないように気を付けましょう。
そして、手袋は異物混入のリスクも高めます。
定期的に手袋が破けてないかなど、
異変がないかチェックするのは大事なことです。
②こども達の感性が磨かれる
海苔と海苔でご飯とツナを挟んで、
流行りの『おにぎらす風』にしたり、
ひとつひとつ、手巻きにして食べたり、
海苔だけを食べている子もいました。
セルフで作るという、楽しさを学べますね。
③給食調理員にも優しい
給食での『おにぎり』作りは大変です。
その工程がないだけでも、
調理員には、とても優しい献立ですね。
以前にいた学校では、
『焼おにぎり』をよく作ってました。
朝一で炊飯して、みんなで握って、
練り味噌を片面に塗って、
オーブンで焼いて、提供してました。
この一連の作業がないだけでも、
だいぶ仕事量が違いますね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は給食で手巻き海苔を
提供するメリットについて、
解説しました。
学校給食の献立内容は地域や学校によって、
大きな差がありますが、
近年の給食は、衛生面が重視されてきているので、
少しずつ手が込んだ献立もなくなって
いくのではないかと個人的には思います。
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