夏野菜の人気ランキングはこれだ!栄養価や調理例もまとめてみました

2018年7月17日

  チーズパン 牛乳 夏野菜のスパゲティ コーンサラダ  

今日の給食は、夏野菜を
たっぷり使ったスパゲッティです。

夏野菜ランキングTOP10と
夏野菜のスパゲティのレシピについて、
わかりやすく解説していきます。

 

本記事の内容

・夏野菜ランキング TOP10

・各献立に関する解説とポイント

・夏野菜のスパゲッティのレシピ情報

 



 


夏野菜とは?

野菜の中で特に夏期に収穫されるものを夏野菜と言います。

トマト、きゅうり、枝豆、ナス、
ピーマン、オクラ、トウモロコシ、
カボチャ、ニラ、ズッキーニなど
代表的な野菜になります。

カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどを
多く含む野菜が多いのが特徴です。

これらの栄養は、
夏バテ対策に効果が高いです。

 

 

それでは夏に食べる、
人気野菜ランキングTOP10を見ていきましょう。

 

 


第10位  カボチャ

ホクホクの食感と甘さが魅力の『カボチャ』は夏野菜。

南瓜は冬至の日に食べるイメージが強いですが、夏に収穫される夏野菜です。
収穫されるのは夏ですが、甘くて美味しい旬の時期は収穫後の9~12月になります。


【産地】
冬に出回る南瓜は海外産が多いですが、夏に売られてるのは国産が多いです。国産の半分近くが北海道産です。夏から秋にかけて収穫されます。


【栄養】
南瓜にはカロテンとビタミンが豊富に含まれています。


【調理例】
カレーの具材に入れてみたり、天婦羅、ペーストにして南瓜サラダ、煮物にしたり、ほうとうにしたりと、冷製ポタージュも冷たくて夏にオススメですね。夏の南瓜を存分に楽しみましょう。

 

 


第9位  にんにく

食欲増進。スタミナ満点『ニンニク』料理で暑い夏を乗り切るべし。にんにくは年間を通して流通していますが、旬は6~8月になります。


【産地】
国産ニンニクのほとんどが青森県で生産されています。(約7割) 海外産だと中国とスペインが多いです。


【栄養】
強壮作用が強いニンニク。にんにくの香り成分であるアリシンはビタミンB1の吸収を高めてくれます。


【調理例】
ニンニクのホイル焼き、揚げニンニクなどにして、まるごと旬のニンニクをいただきましょう。ただし、食べ過ぎには注意が必要です。下痢や嘔吐を引き起こす可能性があるので食べ過ぎには気をつけましょう。

 

 


第8位  オクラ

南国野菜の代名詞『オクラ』。オクラは日本語でなく英語です。海外でもオクラという言葉で通じます。オクラの旬は6~8月。


【産地】
国産オクラの4割は鹿児島県で生産されています。輸入量が多いのはフィリピンとタイになります。


【栄養】
オクラのぬめりには食物繊維がたくさん含まれています。便秘や下痢を予防します。またビタミンB1も多く含まれているので、夏バテ予防に効果的な野菜です。


【調理例】
オクラ納豆、オクラカレー、オクラの天婦羅、オクラのベーコン巻きなどにして、召し上がってみてはいかがでしょう。

 



 


第7位  みょうが

爽やかな香りとシャキっとした歯応えの『みょうが』です。夏を代表する薬味になります。みょうがの旬は6~9月。


【産地】
みょうがを食用に栽培しているのは、世界でも日本だけで、日本でしか食べれない野菜のひとつです。


【栄養】
発汗、呼吸、血液循環などの機能を促す作用があります。血流を促進するので冷房による冷え対策の効果が期待できます。


【調理例】
冷奴、そうめんなどの薬味などにして、たっぷり使いましょう。味噌汁の具材にしてもOK。

 

 


第6位  ピーマン

苦みとほのかな甘味がクセになる『ピーマン』。好き嫌いが分かれてしまう野菜だが、味付けひとつで無限の美味さになります。ピーマンの旬は6~9月。


【産地】
ピーマンは全国的に作られ、ハウス栽培により冬でも安定して出荷されるので、1年を通して市場に出回っています。生産量が多いのが茨城県や宮崎県です。


【栄養】
ピーマンの苦みの原型とも言われるポリフェノールの一種クエルシトリンには高血圧抑制や抗うつ作用などの効果があります。


【調理例】
ピーマンの肉詰め、チンジャオロース、おかかの和え物などにして、大量のピーマンをいただきましょう。

 

 


第5位  茄子

“秋ナスは嫁に食わすな"と言う諺があるように『ナス』は秋野菜というイメージもあるが夏野菜です。この秋は旧暦を指しているので、現在でいう晩夏から初秋 (8~9月) の事を秋茄子と呼んでます。この時期に収穫される茄子は身も締まり、種が少なく美味しいのが特徴です。


【産地】
高知県、熊本県、群馬県が茄子の国内生産量トップ3になります。ハウス栽培により、年間を通して出荷されています。


【栄養】
茄子の色の色素であるアントシアニン。この中にあるナスニンと呼ばれるポリフェノールが癌や生活習慣病の予防に繋がります。茄子には水分が多く含まれているので、身体を冷やす効果も期待できます。


【調理例】
カレーやパスタの具材、麻婆茄子、茄子の煮浸しなど、茄子を存分に楽しみましょう。

 

 


第4位  とうもろこし

夏の風物詩の『とうもろこし』。とうもろこしの名は、唐から来たもろこし(きび)が由来です。トウモロコシの旬は6~9月になります。鮮度が非常に落ちやすいのが特徴で、収穫後は時間が経つごとに甘みがなくなります。美味しく食べるためにも購入後はすぐに食べるようにしましょう。


【産地】
とうもろこしの生産量は北海道が飛び抜けていて、国内生産量の4割を占めています。


【栄養】
米、麦に並ぶ世界三大穀物であり、野菜の中ではカロリーが高いのでエネルギーの補給源となります。


【調理例】
茹でトウモロコシ、焼きトウモロコシにして、季節を感じながら食べるのがオススメです。

 



 


第3位  枝豆

ビールのおつまみにかかせない『枝豆』。枝豆の旬は6~8月になります。収穫して半日で甘さが半減してしまうので、購入後は速やかにお召し上がり下さい。


【産地】
枝豆は全国各地で収穫されます。毎年、生産量の順位は変わるものの、千葉県は安定して首位に入っています。輸入物は台湾産が多く、冷凍枝豆に使用されています。


【栄養】
枝豆とは未成熟な大豆を収穫したものです。未成熟ですが大豆にはないビタミンCや、βカロチン、葉酸などの栄養素が含まれています。夏風邪等の予防効果が期待できます。


【調理例】
夏は冷たいビールと枝豆に限りますね。ノーマルな枝豆に飽きた方にオススメなのが、ガーリック枝豆。同じ夏野菜であるニンニクを使用して、夏を満喫しましょう。

 

 


第2位  きゅうり

パリっとした歯触りで瑞々しさが特徴の『きゅうり』。95%近くが水分でできているので、きゅうりを食べることは夏場の水分補給に効果的です。きゅうりの旬は6~9月頃になります。


【産地】
きゅうりは全国で栽培されています。生産量が多い産地として有名なのが宮崎県、群馬県、福島県、埼玉県です。


【栄養】
きゅうりは栄養価が世界一低い野菜として有名です。きゅうりには身体を冷やす働きがあるので、夏場、熱くなった身体を冷ますのにきゅうりが役立ちます。


【調理例】
冷やして、1本まるこどマヨネーズにつけて食べるもよし、浅漬け、ぬか漬け、棒々鶏やジャージャー麺の付け合わせ、チャーハンの具に入れても美味しいです。

胡瓜(きゅうり)の旬 栄養 保存方法

 

 


第1位  トマト

色鮮やかで、さっぱりとした味わいと瑞々しさが特徴の『トマト』

第1位に選ばれたトマトですが、実はトマトの旬って、夏ではないという事実をご存知でしょうか?トマトは高温多湿な気候に弱いので、高温多湿である夏場のトマトは美味しいとは言えないのです。本当にトマトが美味しい時期は春になります。豆知識で覚えておくと良いでしょう。


【産地】
トマトはハウス栽培により、年間を通して出荷されるので、一年中、店頭に並べられています。生産量が多いのが、熊本、北海道、茨城になります。


【栄養】
トマトは栄養がたっぷりの夏野菜です。リコピン、β-カロテン、ビタミンC・E、カリウム等の栄養素が多く含まれています。ガン予防、髪や皮膚の健康維持、視力維持、風邪の予防効果等が期待できます。


【調理例】
冷やしトマト、トマトのマリネや、トマトの冷製パスタなど、サッパリとした味付けにして、食欲がない夏を乗り越えましょう。

トマトの旬は夏ではない?!気になる栄養や保存方法とは?

 

 


その他の季節の野菜ランキング

 

 


それでは、夏野菜をふんだんに使用した、夏野菜のスパゲティを解説していきます。

 

  夏野菜のスパゲティ  

今日のパスタには、
トマトがたくさん使われています。

また、夏野菜ランキングには、
入っていませんでしたが、
ズッキーニも使用されています。

彩りがキレイなスパゲティですね。

子ども達は野菜がたっぷりで
苦手な献立かもしれませんが・・・

 

 

夏野菜のスパゲティ POINT
★トマトは湯剥き
皮が口に残るのをこどもたちは嫌うので、
トマトは湯剥きします。


★茄子は素揚げ
なすを色止めさせるのに、素揚げします。


★麺の茹で時間
記載の麺の茹で時間のマイナス2~3分で、
茹でます。大量調理なので、麺を引き上げてる間や、具材と混ぜて仕上げる間、余熱で火は充分入ります。

 

 

【夏野菜のスパゲティ 1人分の分量 g 】

スパゲティ・・・40
ツナ・・・・・・20

ベーコン・・・・・5
トマト・・・・・30
たまねぎ・・・・30
ズッキーニ・・・20
なす・・・・・・15
ピーマン・・・・・7
にんにく・・・・0.3

オリーブ油・・・・1
塩・・・・・・・・1
こしょう・・・0.03
ケチャップ・・・・1
バジル・・・・0.05

 

※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。 

 

 

夏野菜のスパゲティのレシピを見る

 

 


以前、夏野菜カレーの時に、
【夏野菜について】ご紹介していますので、
こちらの記事をご覧ください。


 

 

  コーンサラダ  

胡瓜、キャベツ、コーンのサラダです。
ドレッシングはミキサーで作りました。

 


ドレッシングについて、
詳しく記載した記事がありますので、
宜しければ、こちらをご覧下さい。