懐かしの鶏の唐揚げレシピ!給食調理員おすすめ小麦粉と片栗粉の割合!
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給食で食べた懐かしの唐揚げが忘れられない方々、必見です!
ご家庭で給食の唐揚げを再現しましょう。
・各献立に関する解説とポイント
・鶏の唐揚げについて
・鶏の唐揚げのレシピ情報
鶏の唐揚げ
唐揚げとは?
食材に小麦粉や片栗粉を薄くまぶす程度で、衣をつけずに高温の油で揚げる料理名。
揚げ物と唐揚げの歴史
【室町時代】
中国の精進料理の揚げるという技術が日本に伝わる。
【安土桃山時代】
小麦粉をまぶし、揚げる南蛮料理がポルトガルから伝来。
【江戸時代】
天ぷらが庶民の間で大流行。
【明治時代】
主に粉をつけない素揚げが「空揚」と呼ばれてました。
【戦後】
庶民向けの料理書には、唐揚げについて記載されていて、今までになかった下味が取り入れられた。下味は中華料理から、取り入れられた技術です。
粉は小麦粉?それとも片栗粉?
【小麦粉 (薄力粉)】
粉が鶏肉の表面をコーティングして、肉汁がしっかりと閉じ込められます。薄力粉だけで唐揚げを作ると、柔らかくジューシーに仕上がります。
【片栗粉】
片栗粉のみで揚げると、唐揚げの衣がカリっと固めに仕上がります。
※下味の内容によっては竜田揚げという名称になります。鶏肉の竜田揚げのレシピについても後述で説明します。
【薄力粉+片栗粉】
片栗粉と小麦粉のよい所をあわせた、カリっとジューシーな唐揚げに仕上がります。
『薄力粉 1.5:片栗粉 1』
【番外編】
ベーキングパウダーや、米粉を加えるとサクサク感がアップするので、サクサク感を味わいたい方におすすめです。
◆下味をしっかりする
下味がしっかりしてないと、鶏の唐揚げは美味しくありません。漬け込み時間は1時間程度がオススメ。あまり長く漬け込みすぎると、肉がしまり、硬くなる原因に。
◆鶏肉に火が入ってるか確認
引き上げて、少し置くとさらに余熱が入ります。唐揚げを切ってみて、中の肉が赤くないか確認しましょう。
◆二度揚げ
2度揚げすると、中はジューシー、外はカリッと仕上がります。しかし、学校給食では、現場の食数にもよりますが、2度揚げしている時間はありません。徐々に温度を上げるようにしていくと良いです。160℃の低めの温度から鶏肉を入れます。低温でじっくり火を通して、徐々に温度を上げてカリっと仕上げます。
※はじめから高温で揚げると、肉に火が入る前に、衣に色がついてしまいます。特に下味で醤油が多いと、色がつきやすいので、唐揚げは低温から揚げていくのが基本です。
鶏の唐揚げのレシピ
【鶏の唐揚げ 1人分の分量 g 】
鶏肉・・・・・・・・・70
にんにく・・・・・・・0.2
しょうゆ・・・・・・・1.2
酒・・・・・・・・・・・1
塩・・・・・・・・・・0.5
こしょう・・・・・・0.02
からし・・・・・・・・0.1
オールスパイス・・・0.02
小麦粉・・・・・・・・・6
でんぷん・・・・・・・・4
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
それでは、給食で作る鶏肉の竜田揚げについても、解説していきます。
唐揚げと竜田揚げの大きな違いは?
簡単に言ってしまうと、『竜田揚げ』は、和風ベースの唐揚げ。それ以外のものは、『唐揚げ』と覚えるのが一番わかりやすいです。
唐揚げ
下味を付けたものに、小麦粉、片栗粉を薄くまぶして揚げたもの。
竜田揚げ
生姜、醤油、酒、みりんの和風の下味に片栗粉だけをまぶして揚げたもの。
これらの名称は、各家庭によって、呼び名が違ったり、片栗粉だけを使っていても、唐揚げと呼ぶケースもあったりと、使い分けが難しくなりがちです。
フライドチキンは、衣に味やスパイスを利かせて、揚げるものであり、唐揚げとは別料理とされています。
◆下味の順番
唐揚げ同様、下味は大切です。漬け込み時間は1時間程度が目安。酒やみりんは肉を軟らかくしてくれるが、しょうゆは長く漬け込みすぎると、浸透圧の関係で肉が硬くなります。最初に生姜、酒、みりんを長く漬け込み、しょうゆは揚げる30分~1時間前に漬け込むのがベストです。
◆片栗粉をしっかりまぶす
ザルで下味の水気をよく切り、片栗粉をしっかりまぶします。これを意識するだけで、外はカリカリ、中はジューシーな竜田揚げになります。
◆二度揚げ
鶏唐揚げのポイントと一緒です。揚げすぎは肉が硬くなるので要注意。
鶏肉の竜田揚げのレシピ
【鶏肉の竜田揚げ 1人分の分量 g 】
鶏肉・・・・・・70
生姜・・・・・・1.5
しょうゆ・・・・3.5
酒・・・・・・・・2
片栗粉・・・・・10
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
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