「さんまの蒲焼き丼」給食での美味しい作り方やレシピを解説
さんまの蒲焼き丼 牛乳 即席漬 味噌汁
本日はこども達に秋刀魚(さんま)を美味しく食べてもらうために、蒲焼き丼を作りました。
学校給食での「蒲焼き」の美味しい作り方やポイントを詳しく解説していきます。
・各献立に関する解説とポイント
・「さんまの蒲焼き」について
・「さんまの蒲焼き丼」のレシピ内容
さんまの蒲焼き丼
甘いじょっぱいタレで、
ごはんが進む さんまの蒲焼き丼。
「蒲焼き」とは?
身の長い魚を開いて中骨を取り除き、串を打ったものを素焼きしてから濃厚なタレ(醤油、みりん、砂糖、酒などを混ぜ合わせて煮詰めたもの)をつけて焼く魚料理のこと。
ご家庭で蒲焼きを作る際は ※1 揚げ焼き の方法で作るのがオススメです。
学校給食の場合は、魚を揚げたあとにタレを絡めて作ります。
※1 揚げ焼き
揚げ焼きは食材がある程度浸かるくらいの油の深さで揚げる調理法のこと。
蒲焼きの由来は?
ウナギのぶつ切りを串に刺して焼く様子が、植物の蒲(ガマ)の穂に似ているので、
「がま焼き」→「かば焼き」
と定着されていきました。
蒲焼きの種類(食材)について
蒲焼きと言えば、一般的にはウナギの事を指します。しかし、ウナギは高価な食材なので、他の食材でも蒲焼きに代用できます。
他にも色々な食材で蒲焼きが使われているので、蒲焼きの種類についてご紹介します。
ウナギの蒲焼き
一般に蒲焼きと言えば、ウナギのことを指します。
アナゴの蒲焼き
ウナギより安価であっさりと食べれるのがアナゴになります。
ドジョウの蒲焼き
カルシウムが多く、白身魚のような薄い味わいはウナギに似ています。
さんまの蒲焼き
本日の給食の主菜になります。缶詰でもよく見かけますね。
いわしの蒲焼き
いわしの蒲焼きは学校給食でもよく作られます。
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イワシの蒲焼き
ナマズの蒲焼き
高度成長期以前はナマズの蒲焼きがよく食べられていました。
ハモの蒲焼き
京都を代表する京料理です。
「蒲焼き」の歴史について
ウナギの蒲焼きが最初に文献に登場したのは室町時代になるそうですが、蒲焼きと言えば江戸料理を代表する1つであり、江戸の伝統的な郷土料理として人々に親しまれました。
ウナギの蒲焼は、江戸開発時の干拓によって出来た泥炭湿地に住み着いたウナギを労働者の食べ物にしたことから、広がったと伝えられています。
当時はぶつ切りを串に刺して、ただ焼いただけであり、安い屋台料理のメニューのひとつだったそうです。
★揚げすぎ注意
揚げすぎると身が固くなってしまいます。
★少量ずつ揚げていく
いっぺんに揚げるとサンマ同士がくっつきやすいので、少量ずつ短時間で揚げていくのがオススメ。
さんまの蒲焼き丼のレシピ
【さんまの蒲焼き丼 1人分の分量 g 】
ごはん・・・・200
さんま・・・・・60
でんぷん・・・・10
ごま・・・・・・0.5
しょうが・・・・・1
しょうゆ・・・・・5
砂糖・・・・・・3.5
みりん・・・・・・2
でんぷん・・・・0.5
水・・・・・・・20
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
即席漬
キャベツときゅうりの即席漬です。
味噌汁
油揚げ、じゃがいも、たまねぎ、小松菜の味噌汁です。
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