学校給食の『和風うま煮丼』の作り方!うま煮丼と中華丼の違いとは?
和風うま煮丼 牛乳 味噌汁 きゅうりとじゃこの梅肉和え りんごゼリー
・各献立に関する解説とポイント
・和風うま煮丼のレシピ情報
・きゅうりとじゃこの梅肉和えのレシピ情報
和風うま煮丼
たっぷりの具から、
出てくる旨味成分を活かして、
甘めで濃い味に仕立てたうま煮。
白飯との相性は抜群。
ぜひ、ご家庭でも給食の味を再現してみてください。
うま煮とは?
肉や野菜を甘辛く煮たものを指します。
白飯に合う味付けで、
肉じゃがに近い味と言えば、
イメージしやすいでしょうか?
一概に『うま煮』と言っても、
和風の味付けの煮物を指したり、
近年では中華料理のうま煮を指すことも
多くなってきています。
和風のうま煮を
丼 (どんぶり) にしています。
うま煮丼となると、
和風よりも中華風の味付けのレシピが多いので、
今回は『和風』うま煮丼と名付けてあります。
中華丼とうま煮丼の違いは?
皆さんのイメージだと、
うま煮丼って、どんなイメージですか?
中華丼をイメージする方が多いですが、
それでは、中華丼とうま煮丼の違いは
何なのか説明できますか?
まず、中華丼とは、
八宝菜をご飯の上にかけた、
日本発祥の料理のことを指します。
八宝菜とは?
中華料理のひとつです。
八宝菜の八宝は8種のという意味ではなく、
たくさん具材が入った炒め物という意味です。
八宝菜で使われる食材は、様々です。
豚肉、エビ、イカなどの魚介類、
椎茸、キクラゲ、タケノコ、にんじん、長ネギ、
ピーマン、白菜、キャベツ、もやし、玉ねぎ、
チンゲンサイ、うずらの卵など。
八宝菜は別名、五目うま煮と呼ばれます。
中華料理店では、
中華丼の具をうま煮という場合や、
八宝菜をうま煮という場合もあります。
格安・中華丼について、
詳しく解説した記事がありますので、
宜しければこちらをご覧下さい。
茹でることにより、水分も抜けて、崩れにくくなります。
★じゃがいもを崩さない
入れるタイミングに気を付けましょう。
★アレルギー対応
イカやうずら卵が入るので、アレルギーがある学校は除去食対応に気を付けましょう。
★片栗粉の量やタイミング
片栗粉の量は様子を見ながら、最後の方でトロミをつけましょう。ごはんによく絡む濃度にします。
★さやいんげんの取り扱い
彩りのさやいんげん。
予め、衛生的に茹でておき、最後に入れます。加熱しすぎで、色を悪くしないように気を付けましょう。
【和風うま煮丼 1人分の分量 g 】
ごはん・・・・180
鶏肉・・・・・・20
うずら卵・・・・20
いか・・・・・・20
酒・・・・・・・・2
豆腐・・・・・・40
じゃがいも・・・15
にんじん・・・・15
ごぼう・・・・・20
しめじ・・・・・15
さやいんげん・・・5
こんにゃく・・・20
しょうゆ・・・・・5
砂糖・・・・・・・2
みりん・・・・・1.5
塩・・・・・・・0.7
だし汁・・・・・25
片栗粉・・・・・0.8
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
味噌汁
わかめと玉ねぎのシンプルな味噌汁です。
きゅうりとじゃこの梅肉和え
きゅうりとじゃこの梅肉和えです。
以下、作り方になります。
加熱して、タレを冷ましときます。
②じゃこはサッと湯に通して、ごま油でカリカリに炒ります。
③胡麻を炒っときます。
④きゅうりはサッと茹でて、水冷。
⑤きゅうりに塩を揉みこみ、きゅうりの水分を抜いて、しんなりさせる。
ここで水分をしっかり抜かないと、和えたあとに味がぼやけてしまいます。
⑥釜やタライの中で和えていく。
【きゅうりとじゃこの梅肉和え 1人分の分量 g 】
きゅうり・・・・・50
塩・・・・・・・・0.3
じゃこ・・・・・・・3
ごま油・・・・・・0.3
ごま・・・・・・・・2
梅干しペースト・・1.2
しょうゆ・・・・・0.5
みりん・・・・・・0.5
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
りんごゼリー
りんごゼリーです。
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