学校給食調理員は朝が早い!通勤時に気を付けてもらいたいこと

2018年7月26日

 

学校給食調理員って、

【朝早くから、調理している】イメージだけど、

実際のとこ、どうなのか?

 

きっと小学生の時に誰しも思っていたであろう

疑問のひとつではないでしょうか?

 

今回はそんな疑問について、

僕の体験談を踏まえて、わかりやすく解説していきます。

 

 

 

 



 

 

 


求人に記載されてる勤務時間の情報は正しいの?

 

求人などの募集では、

7:00~16:00

って、よく書いてあるのを見かけますが、
実際の開始時間は各学校によって違います。

 

ただし、そこまで大きな違いはなく、

だいたいの現場が、
6:30~7:30に当てはまるのかなと思います。

 

その日の献立などにより、
さらに早出をすることもあります。

 

さらに早出って、もの凄く、早いけど、
そもそもそんな時間に学校って、開いてるのか?

 

そう、そんな時間に学校は開いていません。

 

なので、僕は栄養士さんに、

どうしても、早出がしたく学校に入りたいので、
この日だけ一緒に早出をお願いできませんか?
とお願いしたことも多々あります・・・

ですが、栄養士さんも通勤が遠かったり、
ご家庭があったりすると、
なかなか難しかったりするんですよね。

結果、会社から応援を要請したり、
パートさんに早出をお願いする形が多いです。

 

今、述べたように、
誰かしら学校関係者がいないと、
給食室には、基本入れないのです。

 

 

 


学校に早く着きすぎてはいけない理由

ほとんどの学校は学校関係者 (先生方) が

出勤してないと、SECOM (セコム) が

解除できないので、校舎に入れません。

 

ですから、7:00以降が確実です。

どんな学校にも7:00になれば、
誰かしら出勤してる先生がいるからです。

 

※けれども、各学校により違いはあります。
過去の話になりますが、遅い学校だと、
7:15頃まで誰も出勤してないケースもありました。

 

たとえ入れたとしても、
学校側の人が誰もいない状態で、
何か事件、事故が起きれば、
こちら側の責任になります。

大事なことなので、しっかり覚えときましょう。

 

 


早く出勤して、校門で誰か先生方が来るまで、

待つのも学校側には良いイメージは与えません。

 

 

A先生
あっ、給食さん、また早く来てるよ・・・

 

 

B先生
今日はのんびり出勤したいけど、給食さん、早いから早く行ってあげなきゃ!

 

 

 

とか、思われてしまいますので、
学校側に迷惑にならない時間に出勤しましょう。

 

先に学校側と話して決めておくといいですね。
だいたいの学校が副校長先生が来校してから、
出勤してくださいと言われるパターンが多いです。

 

1秒でも早く出勤して、
少しでも作業を進めたいという気持ちは
物凄くわかりますけどね・・・

そこはグッとこらえて、

会社の応援や、パートさんの早出を要請しましょう。

 

 

 


実際の今現在の僕の出勤時間は?

僕の現在の出勤時間は7:15です。

1時間前には最寄りの駅に到着して、
ゆっくりモーニングをしてから出勤してます。

若いときは朝食なんて、気にしてなかったのですが、
やはり朝はしっかり食べないと、
調子がでないですね。

 

ちなみに、朝は5:00に家を出てます。
起床時間は4:30です。

 

あっ、早いと思いましたか?

早起きは三文の徳ですよ!

 

でも、こんなのはまだまだ序の口です。

上には上がいました。

これは知り合いのチーフの話になりますが・・・

 

 

 


AM 4:00出勤している現場があった?!

僕の知り合いのチーフで、
午前4時から、出勤していた

チーフがいます。

これを聞いたときは、

流石に驚きました。

 

家出る時間は午前3時で、車通勤。

 

起床時間は2時と言ってましたが、
それって、まだ深夜じゃないですか!

 

朝4時って、SECOMとかの解除はどうしてるのか?
と尋ねてみたところ、

これは学校側から特別にSECOMの
解除するキーカードをいただいているから、
できるそうです。

 

給食室専用の出入り口から、入り、
給食施設のSECOMだけを解除して、
中に入っていたそうですが・・・

 

確かにこれがあれば何時でも出勤できますよね。

 

ちなみになぜそこまで早い出勤時間なのかというと、

部下の能力が低く、時間に追われていたので、

余裕をもって仕事がしたかったのが

一番の理由だそうです。

これは納得の理由ですが、

会社の規則を超えているので、

自己都合になってしまう出勤ですね。

 

上記でお話しした通り、

万が一、この状況で起きた、

事件や事故は、全てこちら側の

責任になってしまいますし、

おすすめはできませんので、
学校側が指定する出勤時間に
必ず合わせるようにしましょう。

会社にバレても怒られてしまいます。

 

何より、僕に朝4時から働くガッツはないです。

 

 

 


給食って、サービス早出が多い?

結論から、言わせてもらうと、
サービス早出は多いです。

 

そもそも、サービス早出とは、

規定の時間より、早く出勤して、
労働してるのにも関わらず、
給料が出ないことを指します。

 

それでは、どこからが労働になるのか?

 

 

労働時間とは、

『労働者が使用者の指揮命令の下に置かれている時間』

のことを指します。

 

始業前の早出がすべて労働時間に含まれるかといえば、
一概にそうとは言えません。

 

労働時間に含まれるのは、

「会社から始業前に仕事をすることを命じられた」

「始業前の仕事を余儀なくされた」

といえるケースです。

 

学校給食の仕事内容から、
例をあげてみると、

 

・白衣の着替え

・手洗い

・朝礼

 

など、これらの時間は、
本来は労働時間に含まないといけないが、

始業時間開始前に終わらせておくことが、
基本概念であるため、

サービス早出の対象になります。

 

 

逆に以下の内容は労働時間に含まれないので、
ご注意下さい。

 

・通勤時の交通事情から遅刻しないように早めに出社する場合

・時間内に仕事を終わらせられるか不安だったり、
マイペースに仕事をしたいから早めに出社する場合

・生活パターンから早く起床し、
自宅ではやることがないために早く出社する場合

 

などなど、労働者側の事情による早出は、
労働時間にあたらないとされているので、

これらの内容の早出は、
サービス早出には含まれません。

 

自己都合による早出です。

 

これらの早出事情には、

責任者による自己都合な早出も、
大きく関わってる場合があります。

 

責任者の早出に合わせられて、
部下も早出を余儀なくされる。

 

これは部下からしてみれば、
サービス早出になってしまうのです。

 

勤務する現場や、献立内容によったり、
責任者チーフの考え方により、

給食業界のサービス早出は多くなったり、
少なかったりします。

 

白衣の着替え、手洗い、朝礼が、
サービス早出に含まれてしまうのは、

飲食系で働く方々にとっては、
仕方がないことだと、理解するしかありません。

それが嫌なら、他の業種に
転職されるのも選択のひとつです。

 




 


台風、大雪時の災害警報時の出勤は?

年に数回、こんな日が訪れることがあります。

臨時休校だったとしても、

学校給食調理員の社員は出勤しなければなりません。

 

 


詳しくは、
【台風、大雪、大雨】警報時の給食調理員の出勤態勢について徹底解説!
こちらの記事をご覧ください。


 

 

 


まとめ

 

POINT

僕は学校給食調理員になり、
生活リズムが規則正しくなりました。

現在はAM4:30に起床。
21:00には就寝です。

もちろん休日も自然とその時間に起きてしまい、
21:00過ぎると眠たくて、
子どもと一緒に寝てしまいます。

学校給食調理員は確かに朝が早い。

朝が弱い人には、
かなりのデメリットかもしれませんが、
裏を返せば、その分、終わる時間も早く、
残業などもなく、定時には帰れるということです。

この部分を良くも悪くもとらえるのは、
自分自身だということです。

 

学校給食調理員の1日の仕事の流れについては、

こちらの記事に詳細がありますので、ご覧ください。

 

僕みたいに規則正しい生活を心掛けてみませんか?