学校給食で働いてる【ゆとり社員】に教えたい!仕事で大切な部分とは?

2018年12月26日

最終更新日:2019. 5.14

 

 

『ゆとりですがなにか』

 

一昔前に比べて、給食業界の社員は、

給食に対する熱意もなければ、人にも無関心。

 




 

・あいさつができない

・敬語が使えない

・コミュニケーションが取れない

 

(必ずしも、全ての人が、
これに当てはまるわけではありませんが、
身近でそういった方々が増えているのも事実です)

 

マニュアルに沿って、
給食を作ればいいんでしょという、

『ゆとりロボット社員』

増えたような気がします。

 

まぁ、これは給食業界に限らず、
日本全体で言えることなのでしょうが…

 

未来の給食業界はどうなってしまうのだろうと、
この職種に不安を抱いてる今日この頃。

 

今回は、そんな平社員の方々に
読んでもらいたい内容になっています。

 

 

本記事の内容

・給食調理員として働くうえで最低限の心構え

・仕事に取り組むにあたり大切なことについて

 



 

目次

 

 


そもそも、仕事とは何か?

現場で『必要とされる人』になる

会社や学校側から、本当に必要とされる人は、
異動や退職させて、除き去ることはできません。

価値ある人は、必ず必要とされるという、
原理と原則があるからです。

 

 

あっくん
まずは、今いる現場で
『必要とされる人になろう』と意識して、
日々の仕事に取り組みましょう。

 

 

当たり前のことをきちんとこなす

仕事の基本とは、当たり前のことを
きちんとこなすことです。

当たり前の事とは、周りに自分自身の価値を
認めてもらうために必要な事です。

つまり、どうすれば周りの人たちが、
気持ちよく仕事ができるかと、常に考えながら
自分に与えられた仕事をすることです。

基本から応用、最後は周囲に認めさせよう

①基本をしっかり身につける。

②基本を身につけた後、
それを応用して、自分流にアレンジ。

③自分流にアレンジしたものを、
誰もが認めるものとして定着させる。

 

 


『あいさつ』はなぜ大切なのか?

仕事の場では常に的確な判断が求められます。

 

的確な判断をする為に、
以下の要素が必要不可欠です。

 

・当事者意識を持つ

・人間性、感受性

・成果を出すために必要な行動

 

あっくん
あなたは周囲の人が気持ちよく、
仕事ができるように気を配れたり、

嬉しいことがあった時に、
素直に喜びを表現できてますか?

 

 

①心を込めた『あいさつ』が仕事の第一歩

全ての仕事は挨拶から始まります。

挨拶の仕方ひとつで、
仕事に対する姿勢や人間性が自然と現れます。

挨拶をするときに大切なのは、
気持ちを込めること。

気持ちを込めるかどうかで、
相手が受ける印象は大きく変わります。

心を込めてする挨拶は、
相手の気持ちだけでなく、
自分自身の気持ちも良くしてくれます。

 

 

②先手必勝

あいさつの基本は先手必勝です。

先に挨拶すると相手に与える印象が良くなります。
それだけでなく、先にあいさつができたという
自信が生まれたりもします。

 

 

あっくん
ハッキリ大きな声で挨拶をすれば、
職場の雰囲気が良くなること間違いなしです。

 

 

 


仕事への『姿勢』を示そう

 

仕事の基本は、
当たり前のことをきちんとこなすこと。

当たり前のことをやり続けていれば、
自然と周囲の信用を得ることができます。

信用を得るために心掛ける行動とは?

・期待には確実に応える
・常に全力を出し切る
・何かを継続して行う
・自分を磨く努力をする

 

 

信用を崩壊させる行動とは?

・嘘をつくこと
・秩序や会社の規則に反する行動をとる
・他人を陥れる
・人に疑われる行動をとる

 

 


『できません』ではなく『どうすればできるのか』

 



 

相手が求めていることを、
しっかりやることも仕事の基本の一つです。

 

決められた事以外しない。

確実にできることしかしない。

のでは、何も成長できません。

期待に応えるという気持ちが大切です。

 

上司や先輩に仕事を指示された時、
『できません』と言うべからず。

 

できないを前提で仕事に取り組むと、
信用を得られず、
仕事を頼まれることが無くなり、
成長のチャンスを失います。

 

どうすれば、与えられた仕事が
できるのかを自分なりに考えましょう。

 

一生懸命考えて、どうしても分からなければ、
上司や先輩にヒントをもらい、
その仕事をやり遂げることが大切です。

仮に相手の期待に100%応えられなくても、
努力する姿勢があれば、
信用を少しずつ得られます。

 

 


ためらわずに『質問』しよう

疑問に思ったこと、分からないことがあれば、
まずは自分で調べ、考えることが大切。

それでもわからなければ、質問しましょう。

質問して教えてもらうことによって、
知識が増え、仕事能力が上がります。

疑問を抱えたまま、
仕事を終わらせてはいけません。

独りよがりの勝手な解釈で、
仕事を進めてしまうと、
大きなミスにつながることもあります。

仕事の場で質問をためらっていると、
失敗にもつながります。

質問には失敗を未然に防ぐ効果が、
あることを知りましょう。

 

 

あっくん
何も考えずに、質問ばかりするのはNGです。
答えばかり求めず、
自分で考えることが成長に繋がります。

 

 

 


失敗を恐れず、次回に活かす

 

あっくん
なぜ、失敗したのか考えてみよう。
失敗を他人や環境のせいにしていませんか?

 

 

失敗を失敗で終わらせてしまったら、
それはただの失敗です。

貴重な経験が無駄になります。

失敗をただの失敗に終わらせないために、

自分のどこが悪かったのかを
見極める目を持ちましょう。

 

 


失敗から学ぶために必要なこと





この失敗は、自分のせいではない、
周りにも原因があるという、
甘ったるい考えを捨てましょう。

自分に原因があると考えること。

それにより、次への改善点が見つかります。

失敗から学び学んだことを活かして、
もう一度実践する。

このサイクルが大切です。

 

 


失敗から学べるたくさんのこと

 

 

行動しなければ、何も見えません。

絶対に失敗しない方法が1つだけあります。

 

それは何もしないことです。

 

行動を一切しなければ、
失敗することはありません。

しかし得られるものも何もありません。

行動起こすことで、多くの学びが得られます。
行動を起こさない限り、
その先に何があるのかを知ることはできません。

 

 


仕事への取り組み方

ひとつひとつの行動が大きな差に繋がる

 

あっくん
どうせ仕事をするなら、
できる人を目指してみませんか?

 

ビジネスの場では常に比較されています。

昇格するのには、運やタイミングもありますが、
同時にスタートを切った仲間でも、
数年のうちに評価の差が出始め、

サブ、チーフ、マネージャーと、
仕事内容、決裁範囲にも差が出てきます。

 

人に負けない実力をつけるためには、
自分の行動の悪い点を見直し、
行動を変えていかなければなりません。

 

仕事ができる人とできない人の差は、
1つ1つの行動から生まれます。

 

 

あっくん
計画を立てて作業を始めよう!

 

 

給食調理員は常に時間に追われます。

この時間にここまで、終わらせようと、
作業計画が必要とされる場面が多々あります。

これは、給食だけではなく、
全ての仕事に言えることですが、
計画を立てて作業することは、
仕事の基本です。

 

 

仕事の計画の立て方

 

あっくん
あなたはどちらのタイプですか?
積み上げ型

スタートから起算して、
やるべき作業の時間を積み重ねていくやり方。

締め切り時間を決めていないため、
ダラダラ進めて作業終了時間が、
大幅に遅れてしまったりします。

 

 

逆算型

終業時間から逆算して、
やるべき仕事の計画を立てるやり方。

時間内に終わらせようとして、
集中力が高まり仕事の能率が良くなる。

 

 

 


あなたは報連相できてますか?

 

 

あっくん
報連相がなければチームは動けません。

 

 

仕事の基本中の基本、報連相。

 

 

報告
仕事の進み具合を上司に報告する。


連絡
必要な情報を必要な相手に連絡する。


相談
わからないことを上司、先輩、同僚に相談する

 

 

給食での仕事は一人で行うものではなく、
チームワークが基本だから、

報連相はとても重要なことです。

 

 

①報連相するときは結論から伝える

報連相のポイントは結論から伝えることです。

経緯から説明を始めて、
相手の理解を得ようとすることがあります。

しかし、それでは言いたいことが
相手に伝わりにくいのです。

結論を先に言えば、
相手はしっかり聞こうという準備ができ、
それに続く話に集中できるようになります。

結論から先に伝えることで、
聞き手は追加情報を理解しやすくなるのです。

 

②話すより聞くを優先させよう

人の話をいい加減に聞いていると、
指示を受け取れずに勘違いしたり、
間に合わなくなったりと失敗に繋がります。

余計な言葉を発すると、
無用な誤解を招くこともあります。

話すことより聞くことに、
重点を置くことも大切です。

 




 


気づかいの基本

 

①気づかいとは、ちょっとしたこと

気遣いは相手が望んでいることを察して、
ささやかな行動をしたり、
さりげない一言をかけるなどの、
ちょっとした事が気遣いの本質です。

 

 

②相手をよく見て心情に寄り添うことが出来る人

気遣いとは、相手の気持ちを想像し、
思いを伝えること。

ほんの少しの気遣いを忘れないことが、
人と人との関係を築き上げていきます。

 

 

③無関心にならず早めのアクションを起こせる人

無関心はとても冷たい反応です。

『どうしたの?
今日は元気がないみたいだけど』など、
ためらわず声をかける勇気を持ちましょう。

早めのアクションが気遣いの第一歩です。

 

 

④気遣いに対する見返りを求めない人

気を使えば使うほど、
ストレスが溜まって疲れてしまう。

こんな悩みを抱える人が多いかもしれません。

気遣いが空回りするという悩みを
抱えている人は相手に気に入られたいなどと
見返りを求めるのを止めてみましょう。

これだけで気遣いの質が少し変わるはずです。

 

 

⑤相手を不快にせずに自分の意見を伝えられる人

行き過ぎた気遣いは相手に居心地の悪さを
感じさせ、逆に気を遣わせてしまいます。

度を越えないように気をつけましょう。

 

 

⑥タイミングを見て、こまめな報告ができる人

報告の有無は、
そのままあなたへの信頼の有無に繋がります。

忙しい時でも、小さな隙間時間を狙ってでも、
こまめに報告を心がけましょう。

 

 

 


相手をちゃんと見ている?

 

①相手の気持ちを察するために相手をよく観察する

察するための第一歩は相手をよく見ること。
観察力が身につけば、察する力が高まり、
結果として気遣いができるようになります。

 

 

②聞き役に回ると、相手の気持ちに敏感になる

観察力のある人は雑談する時も、
自分が話すのではなく、聞く側に回ります。
相手の話に耳を傾けることで、
自ずと観察力も高まります。

 

 

③場全体を見ているから、今必要なことが分かる

常に全体の様子を観察し、把握する力を磨くこと。
調理場全体を心地よい空間にしたいという思いで、
周りの人の行動に意識を向けるだけで、
観察力が更に高まり、
的確な対応ができるようになります。

 



 


気持ちをきちんと伝えているか?

①聞いていますの3つのサイン

・相手の顔を見る
・うなずく
・相づちを打つ

 

いくら真剣に話に耳を傾けていても、
これらのサインが無ければ、
話を理解してくれてるのかと、
相手を不安にさせます。

 

 

②同感するのではなく共感する

共感は相手の心に寄り添うという、
気遣いの表れです。

 

 

 


なぜ、相手に伝わらないのか?

①自分勝手な思い込み

伝わったとの思い込みにより、
多くの人は自分の伝えたいことが、
どのくらい相手に伝わっているかを
意識していません。

話したから、伝わったと勝手に思い込みます。

 

 

②日本人のコミュニケーション問題点

・結論がわかりにくい
・話の内容が頻繁に変わる
・曖昧な表現を好む
・言葉数が足りない
・話の主体性が見えてこない
・質疑応答を重要視しない
・例え話や事例を積み上げる

 

 


どうすれば分かりやすく話せるか?

①話す前に話す内容をまとめとく

予め頭の中の情報を整理するには、
話す内容をまとめておく必要があります。

 

 

②相手が知らないことを前提に話す

相手が伝わりにくくなる原因は、
個人の知識、経験、価値観の差です。

 


伝えたいポイントをはっきりさせる

 

 

最も大事なことは何かを意識する。

頭の中を未整理のまま話すと、
自分が本当に伝えたいこととは
全く逆に受け取られてしまうことがあります。

相手に何を伝えるべきか、
それを効果的に伝えるには、
どうすれば良いかを考え、
事前に情報を整理した上で、
ポイントを絞り込むことが必要です。

 

 


苦手な人とうまく付き合う3つのルール

①闘わない

自分と違う考え方の人がいる場合、
自分を変えずに相手を変えようとしがちです。

しかし、どんな正しいことを言っても、
相手は攻撃されていると感じ、
身構えてしまいます。

決して相手と闘ってはいけません。

 

 

②相手のルールに合わせる

自分のルールに固執せず、
相手のルールに合わせましょう。

相手がどんなタイプでも、
相手の土俵に上がって、
コミュニケーションをすれば上手くいきます。

 

 

③目的に誘導する

相手のルールに合わせると言っても、
相手の言いなりになることではありません。

相手のルールに合わせた上で、
目的に誘導するのです。

相手のルールに従いながらも、
自分の成し遂げたいことをやりきりましょう。

 

 

 


仕事でミスしないための段取りとは?

ミスしないための段取りとして、
3つの事が必要となります。

 

・準備
・先読みできる力
・時間の管理

 

これらのことについて、
詳しく解説していきます。

 

『心の準備をして職場に向かう』

良い準備が良い結果を生みます。
学校給食という仕事はその日に作るものが、
すでに決まっています。

通勤の時や、夜、就寝前に
明日の自分の1日の仕事の流れを
イメージしたりするだけでも、
だいぶ違います。

給食は、いくつもの作業から成り立っています。
その仕事に取り組む前に、少しでも準備するだけで、

最小の時間で最大の成果を生み出せます。

 

・必要な準備をして先手を打つ
必要な準備をすることにより、
ドタバタせずに落ち着いて仕事に進められます。

主導権を持って仕事をするためには、
準備が不可欠です。

 

『先読みできる力』

仕事中に先読みができる人は重宝されます。指示待ち人間になってはいけません。
その場の仕事をこなしながら、
次の動きや流れ、全体を思い描きながら、仕事に取り組みます。

 

 

先読みができない人の特徴とは?

 

①先読みの習慣が身についてない
・いつも受け身で仕事をしている。
・忙しいを理由にして先を読もうとしない。
・行き当たりばったりで仕事をしてる。

②相手の作業工程を知らない
・上司や同僚の作業スケジュールを知らなければ、把握しようともしない。

③何が起こるか予測しようとしてない
・日常の仕事経験から、ある程度の予測を立てる努力が必要。

④経験した仕事を関連づけて、まとめられない
・次に同じ作業があるときも、またゼロからのスタートになる。

⑤知識不足
・ひとりで悩んでも進展しません。ネットで調べたり、上司に聞いたり、知識を増やしていきましょう。

●人をうまくつかう
給食はひとりで作るわけにはいきません。
先読みしながら、同僚やパートに指示して、
準備してもらうと効率良くスムーズに進みます。

 

『時間を管理する』

時間は自分でつくるという意識を持ち、
時間内に手際よく仕事をこなすことを志しましょう。

どの作業にどれぐらい時間がかかるのか?
時間を正しく見積もれる人間になれるように目指してください。

上司に仕事を任されたら、

『何を』
『どこまで』
『いつまでに』

この3点を必ず確認しましょう。

中間報告も大切です。

 

 

あっくん
時間に間に合わなくなりそうなら、
速やかに上司に報告です。

 

 

●時間を効率良く使う

①すぐに作業に取りかかれる習慣作り

②良い方法は真似る
・仕事を『学ぶ』ときは『真似る』ことから始まります。

上司が作ったものを基礎にして、
そこから自分なりに改良を加えれば、
短時間で質の高い成果を生み出します。

 

 

 


まとめ




給食の仕事に限らず、
挨拶は大切です。

いつも自分から、大きな声で、
気持ちの良い挨拶ができるように
心掛けましょう。

 

そして、自分で考える力を養うこと。

 

疑問に思ったことは、
すぐに質問せずに、まずは自分なりに、
よく考えましょう。

はじめから答えを求める人は、
覚えが悪く、同じミスを何度もして、
成長しない人が多い傾向にあります。

給食はひとりで作るものではありません。

チームが一体となり、
連携して業務をこなしていきます。

報連相、気遣い、思いやりという、
基本中の基本を忘れずに、
仕事に取り組みましょう。

 

そして、最近の若者には、
もっと貪欲になってもらいたいです。

控えめな方々が多くて、
万年、平社員の出世できない人ばかりです。

会社に認められ、

トップにのぼりつめましょう。

 

 

 


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