タレが美味い!ごはんが進む 回鍋肉 (ホイコーロー) の作り方!
ホイコーロー丼 牛乳 中華風コーンスープ バナナ
・各献立に関する解説とポイント
・回鍋肉 (ホイコーロー) について
・回鍋肉 (ホイコーロー) のレシピ内容
回鍋肉 (ホイコーロー)
コクのある甘い味噌ダレが絡んだ
ホイコーローは白飯が進む
人気定番の中華料理!
回鍋肉とは?
回鍋肉は漢字だけをみると、「肉、鍋を回す」と書きますが、肉を炒める際に鍋をかえしたりするのではなく、一度、調理した肉や野菜を再び鍋に戻すという調理方法から、回鍋肉 (ホイコーロー) と言うネーミングがつけられました。
そもそも本場、中国、四川料理である回鍋肉と、日本の回鍋肉は野菜も味付けも別物です。詳しくは下記で説明していきます。
別名:回国肉
日本ではあまり見かけないが「回国肉」という俗称が回鍋肉にはあります。「故郷にある懐かしい料理、郷土料理など」の意味が含まれているそうです。
回鍋肉と野菜炒めの違いは?
一見、見た目は似ていますが、調理方法や入る調味料が全く違います。
まず、回鍋肉は上記でも解説したように、一度、調理した食材を再び鍋に戻すという調理方法で作られた料理全般を回鍋肉と呼びます。野菜炒めでは、このような調理方法をすることはありません。
そして、味付けにも大きな違いがあります。ホイコーローは甘辛い味付けなのに対して、野菜炒めはしょっぱい感じです。
回鍋肉を食べたときの甘辛さはテンメンジャンの甘さによるコクと豆板醤の辛味から来ています。
日本と中国の回鍋肉の違いについて
中国、四川料理である回鍋肉と、日本の回鍋肉は野菜も味付けも別物です。
中国の回鍋肉 (ホイコーロー)
本場の中国では、キャベツの代わりに 蒜苗(そんみょう) が入ります。
これはニンニクの芽のことです。そして、メインのお肉は、皮付きの豚肉の塊を茹でるor蒸すで処理したあとに使用します。
味付けも豆板醤がきつく、辛味が強めです。
日本の回鍋肉 (ホイコーロー)
日本にホイコーローを広めた人は、テレビ番組「料理の鉄人」出演などで知られる陳健一の父、四川出身の中華料理人、陳健民です。
陳健民が、 蒜苗(そんみょう)の代わりに、キャベツを使用し、本場より甜麺醤を多めにして、甘辛にして、日本で広めたそうです。
牛肉の回鍋肉もオススメ
ホイコーローに使う肉は豚肉と決まっていますが、本場、中国では、牛肉の回鍋肉も流行りつつあります。
豚肉が飽きた方は、少し贅沢な牛肉回鍋を作ってみてはいかがでしょうか。
★合わせ調味料
調味料は「醤油、酒、砂糖、味噌、甜麺醤」で合わせ調味料を作っときましょう。甜麺醤は必ず使用するようにして下さい。甜麺醤の旨味でコクのある回鍋肉ができると言っても過言ではありません。
★キャベツの下ゆで
大量のキャベツから水分が出てくるので、この水分をなんとかしないと、炒め物ではなく、回鍋肉のスープになってしまいます。肉を炒めていくのと、同時進行でキャベツをサッと下茹でし、なるべく余計な水分を切ります。
★豆板醤をよく炒める
豆板醤は炒めることで旨みと香りが引き立ちます。
★大量調理をしない
一度に全ての回鍋肉を調理するのでなく、何回かに分けて、少量ずつ作りましょう。
(1釜200食目安)
★火力は最大で手早く調理する
中華なので、火力は強めで手早く仕上げます。(調理時間は30分かからない)
ホイコーローのレシピ
【ホイコーロー 1人分の分量 g 】
豚肉・・・・・・・40
しょうゆ・・・・・・1
酒・・・・・・・・・1
キャベツ・・・・・70
ねぎ・・・・・・・20
ピーマン・・・・・10
赤ピーマン・・・・・5
しょうが・・・・・0.2
にんにく・・・・・0.1
炒め油・・・・・・・1
しょうゆ・・・・・・4
砂糖・・・・・・・1.1
赤味噌・・・・・・・2
酒・・・・・・・・・1
テンメンジャン・・・1
豆板醤・・・・・・0.4
でんぷん・・・・・1.2
※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。
中華風コーンスープ
卵とコーンが入った中華スープです。
ポイントは卵をとじる前に、でんぷんでとろみをつけることです。
卵を入れるときは、少しずつ入れていきましょう。
バナナ
バナナは栄養が豊富で、1年を通して、手頃な価格で食べられる果物です。
現在、日本のバナナの8~9割はフィリピン産です。
バナナの黒い斑点は、シュガースポットと言い、これが食べ頃の合図になります。
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