給食パートの【いじめ問題】原因や解決方法は?あなたが取るべき行動!

2019年12月10日

 

悩める人
・学校給食のパートって『いじめ』が多いって本当?

・いじめを防ぐ方法ってないの?

 

今回はパートのいじめ問題について、詳しく解説していきます。

 

本記事の内容

・給食のいじめ、嫌がらせ

・いじめの被害者にできること

・パートの解雇方法

 

 




『いじめ・嫌がらせ』について

これらの行為は、教育現場の施設内であってはならないことです。しかし、悲しいことに、学校給食という職場では、いじめ・嫌がらせのある現場が数多く存在しています。

 


 加害者の方へ 
(いじめ・嫌がらせをしてる側)

加害者側に罪の意識はありません。自分の行動を常に正当化して、いじめを繰り返しているモンスターだと言えます。

これをご覧のあなた。自分では意識がなくとも無意識のうちに、相手側に無視したり、態度に出たりしてませんか?

いじめ・嫌がらせ、これらの行為に、『私は身に覚えがありません』では、済まされません。辞める人も失うものがないので、何をして、辞めるかわかりません。場合によっては、裁判沙汰になってしまうかも?!そんなことにならないためにも、日々のひとつひとつの行動に注意しながら業務に取り組みましょう。

 


 被害者の方へ 
(いじめられてる側)

あなた自身にも原因がなかったか?今一度よく考えてみてください。

 

いじめられやすい人の特徴

・気が利かない
・仕事が遅い、マイペース
・言葉遣い、態度が悪い
・外見がNG
・コミュニケーションがとれない

 

だいたい、被害者の方には、このような方々が多い傾向です。このような方々は、この給食という仕事でなくても、いじめのターゲットになりやすいです。上記の理由だからといって、いじめをしていい理由には決してなりませんが、自分でも思い当たるところがあり、直せそうだなという部分は努力してみてください。そして、上司や会社にも相談です。何かしら、会社側も手を打ってくれるはずです。それでも、状況が一向に変わらず、解決されないようなら、辞めるしかありません。

ただ、このまま辞めるのも、悔しいですよね。これ以上の被害者を出さないためにも、訴えを起こして、辞める方もいます。具体的に下記のような訴えを起こします。


【刑事責任追及】
・暴行、傷害
例. 殴る、蹴るなどの身体的な攻撃。

・名誉毀損
例. 大勢の前で、誹謗中傷された。

・侮辱
例. バカ、ハゲ、デブ、ジジイ、ババアなどの差別的用語を使われた。


【民事責任追及】
例. 仕事でのストレスで精神疾患になり、就業が困難になった。


【懲戒処分】
いじめ・嫌がらせなどのようなパワハラ行為が発覚した場合、会社が加害者側を懲戒処分することもあります。

主な処分内容
・減給
・転勤
・出勤停止
・懲戒解雇

【クレーム】
学校、教育委員会、会社にクレームを入れる方も稀にいます。教育を行っている施設内で『いじめ』が存在して良いのかと。

 


問題のあるパートの辞めさせ方

雇用期間内 (2ヶ月間) であれば、すぐに辞めさせることも可能ですが、長年この仕事をやっているパートをすぐに辞めさせるのは難しいです。

何が難しいのか?

いじめをしてるパートも、法律 (労働基準法) により、しっかり守られているからです。

ですから、解雇するには、ルールや手順に沿って、進めていかないといけません。

 


解雇するにあたり知っておくべきこと

まず、大切なことが、会社の就業規則を作成して周知しておくこと。

『これをすると解雇になる』という解雇事由を就業規則に明記し、予め労働者に周知させておきます。


以下、一般的な解雇の手順になります。

①まず問題のある従業員に、口頭で注意や指導をして、様子を見ます。

本人の言い分と会社の考えを理解させましょう。それでも改善されない場合、

②始末書を提出させます。

記録が書面で残っていた方が、後々、証拠が残り有利になります。様子をみて、改善されなければ、

③解雇予告を出します。

 

解雇予告とは?

会社が労働者を解雇するときは、少なくとも30日前までに解雇予告しなければなりません。そして、解雇手当を支払う必要があります。

 

問題のあるのパートを解雇をする前に、以下のような準備をしておくと解雇の流れがスムーズになります。

 


・いじめをしたという確実な証拠の入手

いじめの証拠と言えば、映像だったり、音声録音が手っ取り早い証拠になります。いじめられてる様子を無断で録ることは決して違法にはなりません。しかし、給食の仕事中に、その場の状況を録ることは難しいです。できるとしたら、ポケットに小型のボイスレコーダーを忍ばせておくぐらいでしょうが、給食の仕事は、常に時間に追われて、仕事をしているので、誰もが口調がきつくなってしまう傾向にあります。その音声がいじめをしたという確実な証拠にもっていくのは、難しい場合があります。そして、録音、録画することにあたり、注意しなければならないことがあります。これらのいじめの現場を押さえた音声や画像は、絶対に当事者以外に漏らさないようにすること。他の方々にこれらの情報を公開することは、相手側のプライバシーの侵害になり、一気に立場が逆転してしまうことも考えられるのでお気をつけ下さい。

 


・会社から警告をしてもらう

上司に相談して、加害者のパートに警告してもらいます。警告しても直らない場合は、会社も解雇の段取りが組みやすくなります。しかし、警告をしたことにより、いじめ内容が、さらに悪化することも充分に考えられます。時系列で被害内容をノートなどにしっかり記録しておくと、後々、役に立つかもしれないので、オススメです。もしかしたら、直属の上司も話しか聞いてくれず、何も動いてくれないかもしれません。上司との内容も、なるべくメールなどでやり取りして、しっかり記録として残しときましょう。

ノートの記録例


〇月〇日
・Aさんに朝、挨拶したが無視される


〇月〇日
・仕事中にAさんに質問したが、無視された
・Aさんの口調が私にだけ強く、きつい


〇月〇日
・Aさんが私の前で物音を立てて威嚇してきた
(目の前でドアを全力で閉めた、ボールやザルなどをおもいっきり台に置いたなど)


〇月〇日
・エリアマネージャーに相談する


〇月〇日
・Aさんの態度は何も変わらず、むしろ悪化


〇月〇日
・エリアマネージャーに再度、相談したが、『あなたにも非があるのでは』と流され、何も力になってもらえず…

 


・引き継ぎ作業

いじめをしている方に限って、よく働いてくれて、仕事もできる方が多いです。いなくなられてしまうのは、現場にとっても大ダメージになります。しっかり、下地を固めて、その人がいなくなっても、大丈夫な環境を作る必要があります。

 

あっくん
常日頃、みんなが全ての仕事ができるようにしとくのが大切ですね。

 


転勤させて自主退職へ追い込む

会社側も問題のあるパートは、異動させて社内に残すより、退職という形に持っていきたいはず。

どうにか辞めさせることができないか?

会社が転勤の辞令を加害者のパートに出すことにより、勝手に辞めてくれることもあります。

『他の現場で働くぐらいなら、もう退職しよう』

というふうになるのです。

 

Aさん
本当にそんなうまくいくもんなの?

 

あっくん
僕はいじめてるのが原因で解雇になったパートをそれなりにみてきましたが、そういった方々が転勤になり、そのまま同じ会社で給食の仕事を続けているというケースはみたことがありません。

 

なぜ退職してしまうのか?

 

今まで、いじめをして、権力を握っていた方が、次の現場で肩身狭い想いをして、仕事を続けていくことは普通に考えて難しいからです。それに加え、新しく仕事を覚え、1から人間関係を作り上げていくのはとても大変なことです。転勤先の現場でも、『あの人、パートなのに、なんで転勤になったの?』、『何かトラブル起こしてたんじゃないの?』など、冷たい視線でみられることは間違いないでしょうし、すでにいじめをしていたという噂が広まってる可能性もあります。そんな環境になってでも、仕事を続ける方は、そうそういませんよね。

 


パートを転勤させることって可能なの?

結論から言わせてもらうと、パートでも転勤は問題ありません。そもそも、会社の転勤命令が、正当なものであれば、パートがそれを拒否することは不可能です。転勤対象者であるパートが転勤を拒否し続けると、業務命令違反となり、会社から制裁処分を科せられることもあります。




解雇より自主退職が良いとされる理由

エリアマネージャーは時間がかかってでも、問題のパートと話し合うべきです。こちらから解雇命令をするのではなく、パート本人自らの意思で辞めてもらう自主退職』が理想の形になります。なぜなら、解雇で辞めさせたことによる解雇後のトラブルが多いからです。もしも、トラブルが起こると、そのトラブルを解決するのに、莫大な時間と労力がかかるということを肝に命じときましょう。(場合によっては、解決するまでに1年以上かかるケースも) そして、万が一、その解雇が、不当解雇と判決された場合は、会社は多額の支払いを命じられることもありえます。(過去に従業員に対して、1,000万円 支払いの判決例もあります)

 

あっくん
自主退職であれば、解雇の厳格な条件を満たす必要もありませんし、上記のようなトラブルが起こることも確実にありません。

 

何より退職する本人にもネガティブな感情を抱かせないで円満に辞めてもらうことができます。

 


集団のいじめも存在する

個人間のみで収まらず、集団で『いじめ』が行われていることだって、ありえます。集団のいじめには、以下のような特徴があります。

冷静さを失い、エスカレートしてしまうこと。

自分だけではなく、みんながやっているからと、いじめをしている罪悪感が薄れてしまうこと。集団で行われているいじめではありますが、その集団の中に主犯格が必ず存在するはずなので、その人をどうにかしない限り、いつまでも解決することは難しいでしょう。ターゲットが次から次に代わり、周りの方々も次は自分がターゲットになるかもしれないと、ビクビク、恐い想いをしながら、日々、仕事に従事しています。自分がターゲットにならないためにも、本当は、いじめなんてしたくないけど、一緒にいじめに加担してしまう的なことも充分にありえます。

 


 まとめ 

いかがでしょうか。今回は給食のいじめ問題について、解説していきました。学校給食という仕事をするにあたり、どこの現場でも耳にする言葉。『人間関係』この言葉は、給食調理員と切っても切り離せないものです。複雑に絡み合った人間関係があるからこそ、いじめが多く発生してしまいます。

 


給食の人間関係について、詳しく解説した記事がありますので、宜しければ、こちらをご覧下さい。


 

時代は情報社会。何でもすぐにネットで炎上し、コンプライアンスに違反していると、(法令違反、社内違反、企業モラル違反) ニュースに大きく取り上げられてしまう恐い、恐い、世の中です。万が一、そうなってしまえば、あなたが築き上げてきた社会的地位はもちろん、企業側は社会的批判を受け、企業価値を失われてしまうことになりかねません。場合によっては、事業継続が困難となり、最悪の場合、いじめのせいで倒産することだって考えられます。

社会人なのだから、日々の行動に責任を持って、行動してください。いじめをしてる方には罪の意識が全くありません。もしあれば、いじめなんてしません。自分のことが正しいとしか、思えない悲しい思考の持ち主です。

誰かが何か行動を起こさない限り、ずっと『いじめ』は繰り返され、永遠に終わることはありません。いじめらる方も、何かしら原因がないのか、自分でも思い返して下さい。そして、負けないでください。

 

いじめをなくすには、一人一人がいじめについて、しっかりと向き合う必要があります。


 被害者 
自分が変われるところは変わるように努力する。勇気を出して行動に出る。


 加害者 
少しでも身に覚えがあるのなら、今すぐに『いじめ』をやめる。


 傍観者 
見過ごさないで、責任者に報告。


 責任者 
現場の状況をしっかり把握し、会社やマネージャーに報告、相談。


 エリアマネージャー 
解雇への道筋を立て、なるべく自主退職させる。


 

学校給食調理員 = いじめが多い

このイメージがなくなることを祈るばかりです。