学校給食調理員で家族を養えるのか?安月給・二児の父の生活がこちら!

2018年8月3日

はじめに・・・

どうも、現在、夏休み満喫中の学校給食調理員のあっくんです。

今週は少し遠出して、滝を見に行ったり、海に行ったりと家族サービスして参りました。

本当に休みが多い仕事は幸せだと、改めてこの仕事の魅力を実感しているところです。

 

しかし、良いことばかりでもありません。

その分、安月給で退職金はない。

 

これがこの職業の実態であり、この仕事を続けていくうえで不安な部分でもあります。

それに気づき辞めていかれる方も多いです。

 

あっくん
僕も何度、この職を辞めようかと考えたことか…

 


給食調理員を辞めた時の再就職先について、詳しく解説してありますので、宜しければこちらをご覧ください。


 

これから、学校給食で働こうと考えてるが、ちゃんと家族を養えるのか悩んでるお父さん。

または現在、働いてる方で、この仕事で家族ができたときに、ちゃんと養っていけるのかと心配な男性諸君。

今回のテーマは、そんな方々に読んでいただきたい内容。

 

あっくん
一家の大黒柱である、お父さんが学校給食調理員だと、幸せな家庭は築けるのか?

 

今回はそんな疑問を、10年以上前の僕の下積み時代の話から、現在の暮らしについて、話していくので、少しでも参考になり、悩んでる方々の解決になればと思います。

 

本記事の内容

・独身、下積み時代のリアル収支

・給食調理員で家族を養うことについて

・僕の結論、現在の生活状況

 

 




下積み時代の僕の生活

先ほど、ご説明した通り、学校給食調理員という仕事は安月給です。

当然、二足のわらじを履かないと生活は苦しいです。

ですから、この仕事をしていて、バイトや副業をしている方々はたくさんいます。

逆に学校給食調理員の仕事をしていて、バイトや副業をしてない人は、実家暮らし、同棲で相方とシェアしてる、または共働きしているなどの方々が大半です。

実際に僕も一人暮らしを始めたのは、サブチーフになってからです。

しかし、サブになっても、一人暮らししていくのは厳しかったので、バイトを始めました。

 


サブチーフの詳しい給料など、こちらの記事に詳しく書いてありますので、ご覧ください。


 


シフト制で時間帯に融通がきくバイトといえば?

夜は居酒屋、ファミレスで、週3~4でバイトをしてました。

もちらん、土、日はどちらか1日、必ず潰れてました。

 

あっくん
なぜ、給食調理員は休みが多いのがメリットな仕事のはずなのに、こんなにバイトしないといけないんだろう…

 

と、矛盾を感じながら、バイトに明け暮れていました。

それでも、転職とか、今さら、他の仕事という選択肢がありませんでした。

その当時、僕はバイトで毎月5万円ぐらい稼いでました。思えば、その時から、節約家になっていたのかと思います。一人暮らしすると、お金の大切さが本当によくわかります。

 

その当時の実際の僕の収支を具体的にお話していきます。

 


下積み時代の僕のリアル収支

収入が給食とバイト合わせて、

手取りで、22万円程。

 

以下、支出。

家賃           6万円
食費            2万円
趣味            1万円
雑費            1万円
光熱費          1万円
携帯            1万円
ネット        0.5万円
交際費          2万円
積立保険      1.5万円


トータル       16万円

 

なので、毎月、5~6万円は平均して貯金してましたね。

そんな、下積み時代に、苦労して、わずかながら貯めたお金のおかげで、現在の家庭を築けてるのもあります。

 


学校給食調理員、家を買う

先ほどの下積み時代の苦労のおかげで、

●駅徒歩3分の駅近立地で注文住宅で戸建てを購入

●車を購入

人並みの生活ができ、現在、幸せに暮らせてます。

 

あっくん
まぁ、家は田舎ですし、車も軽自動車の中古ですけどね・・・

 

それでも、日払いのバイトを現在もたまにするのが僕の生活状況です。

一応、無駄にチーフを10年もしてるので、ある程度の給料はいただいてますので、贅沢な暮らしをしなければ、妻と子ども1人を養っていくのは可能です。


妻が2人目を妊娠

しかしながら、現在、妻の身体に、2人目の子どもができました。

これからは、自分の給料で、3人を養っていくとなるとこりゃ厳しい・・・

ここから、また下積み時代のハードな生活に戻るかもしれないですね。

実際にこの会社で、結婚して、子どもが産まれると、生活が厳しいと、多くの人が転職しています。

しかし、贅沢な生活さえしなければ、なんとかやりくりできるはずと僕は確信してます。

そんな確信とは裏腹に心のどこかでは、育児が落ち着いたあと、「嫁の仕事復帰」に大きく期待している甘い自分もいるのです。

しかし、この厳しい現代社会、夫婦、協力して共働きで頑張らないと、生活はしていけません!

そして、まだまだ問題もたくさんあります。

 


不安を乗り越えるためにやるべきこと

学校給食調理員・正社員として、働いて15年以上になりますが、これから先の未来を考えると不安でしかありません。

退職金もなければ、老いていく自分に一体、何歳まで肉体労働である、この大量調理が作れるか?

など、心配性の僕は、常に不安との闘いです。

 

この不安を乗り越えるための不安の打開策として、

・調理以外のスキル

・節約魂

 

が挙げられます。

 

給食の仕事を続けながら、何かしらのスキルを身につけていくべきです。

会社が倒産、リストラなど、万が一、何かが起こっても、調理員以外でも、暮らしていけるようなスキル。

 

僕の場合は調理員以外でも、営業職やパソコン業、配達関連が得意分野ですので、もし調理員として、就業不能になった場合は、そちらに方向転換を考えています。

あとは交流関係 (コネ) を深めとくことも大切ですね。

僕の仲の良い知り合いに、福祉施設や不動産業を経営している方がいるので、

『何かあればいつでも雇ってあげるよ』

社交辞令もあるかと思いますが、よくその方々に言われます。なるべく、その方々達のお世話にはなりたくありませんが、万が一の場合はそんなことは言ってられません。土下座してお願いしてでも、働かせてもらおうと思っています。

このように自分なりに、不安因子をなくしているつもりではありますが、それでも心配性の僕は不安が絶えません。手元にまとまったお金がない限り、いつになっても、僕のこの不安が消えることはないのでしょう・・・

給食ブログ、副業ブログ、育児ブログと3つのブログを運営中ですが、

僕のブログ収入は、月、数万円。

本当にお小遣い程度ですね。

それでもないより、マシです。

でも、いつになったら、実を結ぶことやら。

 

あっくん
もっと、この不安がなくなるぐらい、ガッツリ稼げるようにならなくては・・・

 


老後の生活もイメージする

この安月給で退職金がないということは老後のお金も自分で、しっかり積み立てていかないといけないということです。

僕らの老後、年金はあてになりません。

そのために、自分で自分の老後資金をなんとかしないといけません。

 

老後2,000万円問題・・・

 

株や仮想通貨などに、色々と手は出してみたものの、あまり良い成果はあげられませんでした。

 

あっくん
どうやら、僕は投資が向いてません。

 

やはり、コツコツ真面目に稼ぐのが1番、自分に合っているのかなと最近はつくづく思います。

そして夫婦の老後貯金を去年から始めてみました。
今のところは順調に貯金できてます。

そして、住宅ローン控除が終わったら、1日も早くローンを完済させたいですね。

 


まとめ

学校給食調理員でも、ある程度の地位を築き、年数を重ねれば、人並みの幸せは必ず掴めるはずです。

 

中途で入った、お父さんは、しばらくはバイトの掛け持ち必須です。

 

奥さんが仕事していれば、問題ありませんが・・・

 

僕からのアドバイスは、

若いうちからお金は貯めとくこと!

働き者でお金の価値観が同じ嫁を見つけることです!

そして、贅沢をしない。これに尽きます。

ただし、たまには自分や家族にもご褒美をあげましょうね。

あまりキツキツした生活は自分達の精神にもよくありません。

 

僕の場合の今、現在の発散方法がこちら。

 

POINT

・趣味がある人は趣味を。
僕の最近の趣味はこのブログです。


・月1で家族と焼肉にいって贅沢する。
まぁ、これからはチビふたりが少し成長するまでは、外食に行くのも難しくなってきますが。


・旅行は半年に1回行くようにする。
旅行もチビふたりが少し落ち着いたら、たくさん家族で思い出を作ろうと思います。

 

そもそも、幸せの価値観など、人それぞれです。

あなたが幸せだと思えれば、それで満足ではないでしょうか?

 

決して他人と比較しないことです。

 

僕もまだ新たな人生を歩き始めたばかりなので、どこで計算が狂うかわかりませんし、今後の事はどうなるかも検討がつきません。

ただ、学校給食調理員、1本で頑張りたい気持ちは強いので、今後もこのブログを通して、皆さんにお伝えできればと思います。

 



 


追記:2019年9月29日

2019年9月、

この記事を書いてから、1年程経過します。

僕の現在の状況報告をします。




おかげさまで、第二子も無事産まれ、妻がアルバイトを始め、
(僕の休日の午前中の時間帯のみ)

やっと生活リズムも少し落ち着いてきたかなという感じです。

 

1年間で貯金できた我が家の金額が、約100万円。
(ボーナスもほぼ全て貯金に回しました)

しかしながら、増税前ということもあり、先日、大きな買物をしてしまいました。

 

まさかのクルマです。

それまで、中古の軽自動車を使用していた我が家ですが、4人家族になってからは、さすがに狭いのと、荷物量も限界。

車検も近づいてきたというのもあり、色々な条件が重なり、購入に至りました。

何よりも安全面を考えると、軽自動車のボディはペラペラで脆く、万が一の時は恐いですよね。

(軽自動車の事故で亡くなってしまったニュースを聞くたびに、事故ったらどうしようと不安がよぎります)

 

あっくん
家族が出来ると、本当に色々と考えが変わってしまいますね。

 

昔ならお金最優先の僕でしたが、今は家族の安全を一番に考え、新車の普通車を購入することに。

 

総費用 約250万円・・・

 

新車でなくても良かったのですが、やはり最先端の機能をもった車が欲しくて・・・

 

色々とオプションつけてもらったら、とんでもない金額に。ローンは利子が勿体ないので、一括購入することにしました。

 

貯金が大打撃を受けましたが、またコツコツ、貯金を頑張ろうかと思います。

11月から2歳になった上のチビが幼稚園のプレ保育に通うので、さらに出費が嵩みそうです。

 

これから先、一体どうなることやら。

 

また頃合いを見計らって、我が家の現状を更新しますね。

 

 


追記:2020年11月8日

前回の追記から、1年が経過してしまいました。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、失業者や給与所得減の影響が大きい1年になりましたね。

 

学校給食も3、4ヶ月近く、給食がストップしましたが、幸いにも我が家の家計は大きなダメージを受けずに済みました。

その間、自宅待機していたにも関わらず、会社が給料を100%保証してくれたおかげです。

本当に有り難いことだと会社に感謝しております。

そして、自宅待機期間、家でダラダラしているのも勿体なかったので、副業等 (投資やバイト) で50万円近く稼げたのと、国からの特別定額給付金で家族4人分の40万円をいただき、それら全てを貯金に回しました。

その他にも、コロナ自粛による外出頻度が少なくなり、飲み会等の交際費も減り、結果、我が家の毎月の貯金額が以前より確実に増えました。

もちろん、貯金ばかりだと、ストレスも溜まります。コロナ疲れで、癒しを求めている方はたくさんいるかと思います。

 

あっくん
僕も息抜くところは息を抜いて、プチ贅沢をかかさずしています。

 

「こどもが小さい頃など、貯められる時に、お金は貯めたほうがいいよ!」という人生の先輩方のご意見をしっかり受け止め、しばらくは貯金に全力を尽くしていこうと思います。