節分給食で【イワシや大豆】を使った献立とは?作り方やレシピを解説!

2019年2月2日

 ごはん 牛乳 いわしの煮魚 揚げ大豆 豚汁 

 

あっくん
本日の給食は節分にちなんだ献立内容です。節分の給食について、解説していきます。

 

本記事の内容

・各献立に関する解説とポイント

・節分について

・イワシや大豆を使用したレシピ情報

 



 


節分について

 


節分とは?

節分は立春の前日を言います。

節分には、豆をまいたり、イワシの料理を食べたり、恵方を向いて無言で恵方巻きを食べる習慣があります。

 


立春とは? 節分の日にちは毎年変わる?

立春とは冬が極まり春の気配が立ち始める日。

冬至と春分の中間に当たります。

昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から立夏の前日までが春となります。

 

立春は、毎年、2月3日~2月5日です。

 

あっくん
日付が変動してしまうのは、地球の公転周期が約365.2422日と、1年間の365日から微妙にズレてるためです。

 

節分の日は、立春の前日になるので、2月2日~2月4日が節分になります。

 

あっくん
2020年までは2月3日がずっと節分でしたが、2021年以降は2月2日が節分になる年が出てきます。

 

 

2021年は節分の日が変わる!?

節分と言えば、2月3日のイメージが強いと思いますが、2021年の節分は2月3日ではなく、2月2日になります。

これは1984年の節分 (この年は2月4日) 以来で、実に37年ぶりに節分の日が変わるとのこと。

 

あっくん
ちなみに2月2日が節分になるのは、124年ぶりになるようです。

 

2021年〜2030年までの節分の日
2021年 2月2日 (火)
2022年 2月3日 (木)
2023年 2月3日 (金)
2024年 2月3日 (土)
2025年 2月2日 (日)
2026年 2月3日 (火)
2027年 2月3日 (水)
2028年 2月3日 (木)
2029年 2月2日 (金)
2030年 2月3日 (日)

 

 


節分で鬼が登場する理由

昔は、形の見えない災害、病気、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は、鬼の仕業と考えられていました。

立春の前日ということで、季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための行事が節分になります。

一般的には「鬼は外、福は内」と、声を出しながら福豆(煎り大豆)をまいて、年齢の数(もしくは1つ多く)、豆を食べる厄除けを行います。

また、鬼は、イワシの臭いと、ひいらぎのトゲが苦手とされていたので、柊に鰯の頭を刺したものを玄関先に飾る風習もあります。

 


節分に豆を食べる理由は?

これには以下のような理由があります。

『穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている』という信仰によるもの。

『魔目(まめ)』を鬼の目に投げ、鬼を滅するという語呂合わせによるもの。

豆を鬼にぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。

 


節分に使われる福豆とは?

福豆とは、節分の豆にまく『煎り豆』のこと。

炒った大豆が使われています。

 

豆を炒る = 魔目を射る

 

ということから、邪気を祓った豆なので、『福豆』と呼ぶようになりました。

福豆を食べることにより、『福』を体内に取り入れ、一年の健康を願うという意味が込められています。

 

福豆の作り方

①大豆を数時間浸水して、戻す。

②水気を切り、焦がさないように炒る。

③大豆の表面が弾けたら、完成。

 

 


いわしの煮魚

味がしっかり染みて、骨まで食べられる
イワシ煮魚

ごはんのおかずや、お酒のおつまみに、おすすめな一品です。

 

あっくん
下記にレシピも掲載してあります。ぜひ、ご家庭でも給食の味を再現してみてください。

 

 


鰯 (イワシ) って、どんな魚?

海面近くを群れで泳ぐ回遊魚で古くから庶民に親しまれてきた魚です。

世界各地で漁獲され、食用や飼料・肥料などに利用されます。

また漁獲量の変動が大きく、数十年周期で増減を繰り返すことで有名です。

 

あっくん
昭和の終わり頃などは、安い魚と言えば、イワシでしたが、今ではどんどん漁獲量が減り、価格も上がってきてます。

 

全長は成魚で10cm~30cmです。

 


名前の由来は諸説あり

①陸に揚げると、すぐに弱って腐りやすい魚であることから、『よわし』から変化した説。
(漢字の「鰯」がこれに由来したとする)

 

②『賎し』や貴族の食べ物ではない、卑しい魚という意味で『いやし』に由来する説。

 

 


鰯 (イワシ) の旬はいつ?

鰯 (イワシ) の旬は様々であり、一概にこの時期が旬だと決めれません。

日本全国の各地で獲れるため、それぞれの産地で旬が異なっているのです。

また脂がのる時期にも、群れなどにより、擦れがあったりします。

 

【イワシの旬】


「春から夏」
「夏から秋」
「冬から春」

 

あっくん
食べようと思えば、一年中、旬のイワシを食べることができますね。

 

 


鰯 (イワシ) を使ったおすすめ料理

 

いわしの刺身

※鮮度が良いもので食べるようにしましょう。

 


いわしの塩焼き

シンプルに塩焼きもおすすめ。イワシの油は美味。

 


いわしのフライ

骨まで食べられるフライ。おすすめは、大葉、梅、チーズ、トッピング。

 


いわしの天ぷら

サクサクの天麩羅もおすすめ。

 


いわしのマリネ

さっぱりマリネで、食欲増進。
※鮮度の良いものを食べましょう。

 


いわしの煮付

梅干しを入れて、甘酸っぱくするのもおすすめ。

 

 

いわしの煮魚のPOINT

★酢を使用する
煮崩れ防止の効果があり、さらに骨を軟らかくしてくれます。


★弱火で目標2時間
時間が許す限り、弱火で煮てあげます。


★火止めする
火止めして、冷ます過程で魚に味が染み込んでいきます。余裕をもって、調理開始しましょう。

 

 

いわしの煮魚のレシピ

【いわしの煮魚 1人分の分量 g 】

いわし・・・・・50
生姜・・・・・・・1

しょうゆ・・・・・4
砂糖・・・・・・・3
酢・・・・・・・1.5
酒・・・・・・・・2
水・・・・・・・・8

 

※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。

 

鰯(いわし)の煮魚の詳細レシピを見る

 

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揚げ大豆

揚げ大豆です。

ポイントは、大豆はよく戻して、柔らかくしておくことです。

時間がなければ、水煮の大豆を使用しましょう。

揚げるときは油の中に一気に入れると、大豆に含まれる水分の影響で、油が吹きこぼれることがあるので気を付けていれましょう。

 

あっくん
揚げ大豆はこどもたちから人気の献立です。こどもたちから嫌われる豆も、揚げてあげることで、よく食べてくれます。

 

 

揚げ大豆のレシピ

【揚げ大豆 1人分の分量 g 】

乾燥大豆・・・・・20
(水煮の大豆なら 45g)

でんぷん・・・・・・3

塩・・・・・・・・0.3

※実際に作った給食とは分量をアレンジしてます。

 

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豚汁

具沢山の豚汁です。

 

あっくん
厳しい寒さが続いていますね。昨夜は関東でも雪が降りました。

 

そんな日に食べたい心も身体も温まる豚汁

 

過去記事に豚汁について、詳しく解説した記事があるので、宜しければ、こちらをご覧下さい。