学校給食のパートは大変?きつい? 仕事内容や収入など徹底解説!
給食って激務なの?
給食のパートは『大変』とか『きつい』って、よく耳にします。
このページに辿り着いた方も、もしかしたら、このような『大変』 『きつい』 『激務』などのワードで検索して、こちらの記事に辿り着いた方もいるかと思います。
今回は、そんな皆さんのために、この15年間、様々な現場で色々なパート達と働いてきた僕が、
学校給食のパートの仕事について、具体的に何が大変で、何がきついのか、詳しく解説していきます。
・パートの大変なところ、きついところ
・パートの仕事内容から収入
・給食パートのメリット、デメリット
目次
大変なのは人間関係
僕は色々な現場を見てきましたが、パートの人数が多い現場ほど、「あの人とは合わないから」「一緒に仕事したくない」とか、少しのミスでも厳しく注意したり、ギスギス、ドロドロとした、人間関係が発生しています。
給食調理員の仕事は、コミュニケーション能力が問われます。
人間関係について、詳しく解説している記事があるので、宜しければ、こちらをご覧下さい。
いじめ問題について
きついのは労働環境
きついのは労働環境です。まずは調理場の気温問題。給食室内の気温は働くうえで、とても大きな問題になりえます。冷暖房が完備している調理場もありますが、それでも、夏の調理場は暑いし、冬は寒いです。
夏の調理場は40℃近くに・・・地獄です。
熱中症になってしまう方も多々います。まめな水分補給は必要不可欠。
学校給食の暑さ対策など、まとめた記事がありますので、よろしければ、こちらをご覧下さい。
冬の調理場は冷蔵庫の中にいるのと変わらない。
暑いのも辛いですが、寒さもとても辛いです。室内温度は10℃以下。常に換気扇が稼働しているので、送風機や、すきま風など、冷たい風が給食室内に入ってきます。ヒートテックなど、着込んで、貼るタイプのホッカイロなどをつけてる方もいます。野菜もひんやり冷たく、作業するときも手がかじかんで、作業効率が低くなります。3層シンクで野菜や果物を洗うときは、極寒です。
学校給食の冬の防寒対策について、詳しく解説した記事があります。宜しければ、こちらをご覧下さい。
大量調理なので重労働
給食の仕事は重労働です。日々の重労働により、腰痛や腱鞘炎などで、苦しみながら、働いてる方々がたくさんいます。
重労働について、詳しく書いた記事がありますので、宜しければ、こちらをご覧下さい。
パートの仕事内容
パートは調理補助が仕事です。パートが調理をすることは基本ありません。社員の言われたことをすればいいので、基本的に楽な作業ばかりです。学校給食のルールに慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れてしまえば、個人的にはこんな楽な仕事があるのか?と思ってしまうぐらい楽です。学校給食のパートが具体的にどんな仕事をするのか詳しく解説していきます。
・切りもの
基本は社員に言われた通りの切り方をするだけです。ご家庭で家事をなさってる方なら、基本は大丈夫です。切れば切るほど、早さに磨きがかかってくるはずです。(中には全くセンスがない方もいます) 手作りものが多く、献立内容がこっている現場では、パートが出勤してくる9時頃までには社員により、切りものが終わっていて、パートの切りものは果物のカットからスタートという現場が多いです。何等分にするのかは決められているので、社員の指示に従い、果物作業に入ります。
・食器セット
ワゴンを拭いたりして、当日の食器セットをします。クラスごとに食器や食具、箸やトレイなど数をセットしていきます。献立が忙しい現場は前日に食器セットしてるところが多い傾向です。数間違いに気をつけましょう。数を間違えると誰かしらに嫌味を言われることがあるかもしれません。
・成型
みんなでワイワイ成型タイムです。ハンバーグやコロッケなど、数ものの成型を行います。基本的に数取りは社員がしてくれるのでパートは形を整えるだけです。スピードと丁寧さが求められます。このみんなでやる単調な時間がコミュニケーションを取る時間になります。
・配缶
配缶作業。配缶とは、社員が調理したものを『食缶』と呼ばれるバケツやバットなどの容器に入れていく作業のことです。数を間違えないように数えながら、見た目もキレイに食缶に入れていきます。欠席も抜いたり、余ればオマケもつけてあげたりします。
数を間違えないようにダブルチェックしたりもします。
・洗い物
パートと言えば、洗い物のイメージが強いのではないでしょうか?午前中は社員が使った調理器具を洗浄して、熱風保管庫に収納していきます。(午前中、給食が出るまでは洗い物禁止と言う現場もあります) 午後もこどもたちから返却された食器などを洗い、食器洗浄機に流す人と受ける人に分かれて、洗浄作業に取り組みます。ごく稀に洗剤が合わないといって、辞めていかれる方もよくいます。パート=洗浄 は学校給食では当たり前です。手荒れなど、皮膚が弱いかたはあまり学校給食には向かないかもしれません。
・掃除
部屋掃除やゴミ捨て、トイレ掃除など、清掃全般がパートの仕事内容のひとつです。現場の休憩室がキレイなのは、パートのおかげと言っても過言ではありません。長期休みなどで社員だけしか出勤していないと休憩室が汚くなるのがよくわかります。自治体や学校ごとによりゴミの出し方が違います。
※人が少ない現場や、チーフの考え方しだいでは、パートも調理を任せられたりします。
給料形態や実際の収入はどれぐらい?
時給: 900 ~ 1,200円
最近では学校給食のパートでも、時給が1,000円を超えるのも珍しくなくなってきましたね。
パートの時給は上がるの?
過去の話ですが、1年で時給が+10円とパートさんが上がったりしてました。現在は最低賃金が上がりすぎているのと、103万円の扶養の壁があるということで、以前の時のようにパートの時給は、上がりにくくなっています。パートの中でも、能力差は個々により違いがあるものの、仕事ができる人もできない人も、みんな同じ時給だと、モチベーションが上がりませんね。
出勤日数:週3~4日
※社会保険加入の範囲が拡大したことにより、以前までは週5で働けた給食パートですが、現在は週3〜4と短い日数になっています。ガッツリ稼ぎたいのであれば、調理師免許の資格を取り、正社員になるのをオススメします。
↓学校給食パートの社会保険についてはこちらの方で詳しく解説していますの、よろしければご覧ください。
勤務時間:9:00~15:00の間
実働:3.5~5.5時間
(休憩:0.5~1.0時間)
月収目安:80,000~88,000円
(社会保険に加入しないためにも、週20時間未満、または月88,000円以内に抑える必要があります)
パートの実働時間は5.5時間より少ない?!
昼休憩が30分です。
(現場によっては1時間休憩するところもあり)
さらに献立内容によっては途中休憩あり。
(約15~30分程)
なので、本当の実働は4.5時間だけど、5.5時間分の給料が貰えるということですね。タイムカード形式の現場もありますので、会社によってはしっかりと給料を引かれてしまいます。
安定している現場なら、ほぼ毎日、休憩にいけます。僕は今まで、パートが休憩に行けない現場で働いたことがありません。パートを休憩にいかせられないのは、
・社員の能力が極めて低い
・現場の人員が足りてない
・栄養士の献立が鬼
このどれかに当てはまります。
責任者について、詳しく解説している記事があるので、宜しければ、こちらをご覧下さい。パートからも責任者にのぼりつめる人もいます。
パートの時間外勤務は?
残業はありません。基本15時ギリギリまでパートが働くという現場はありません。早い現場だと14:30ぐらいには、午後の洗浄の終わりがみえてきます。
もちろん、それでも15時までの1日分の給料が出るので、ご安心ください。ただし、早く終わるかどうかは、学校の規模や設備状況、調理員の人数等が関わってきます。
学校給食のパートに向いている人とは?
やはり、こども好きな人にはおすすめです。小学生のお子さんがいる方は、お子さんと休みが合わせられるので、おすすめですね。パートを2年半やれば、調理師免許の受験資格がもらえるので、調理師免許を取れば、社員にもなることができます。数年パートをして、調理師免許を取り、お子さんが中学生などになったら、おもいきって社員になるのもありです。現在、給食業界は常に人手不足が続いてる状態なので、パート経験ありの即戦力社員は嬉しいですね。
社員や給食業界の細かい話について、もっと知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい。
給食のパートのメリット、デメリット
メリット
・休みやすい
お子さんの用事で休まないといけないときは、気軽に休みやすい環境にあります。
追記:
会社や現場によっては、急な休みの時には代わりに出勤してくれる人を探さないといけないというシステムもあります。その分、多めに人を設置しているはずなので、あまり問題はないかと言えます。まぁ1人いないぐらいなら、みんなが少し頑張れば、現場は回りますけどね。なるべく休んでもらいたくないと言うことはわかりますが・・・しっかり面接時に確認しときましょう。
面接についての記事はこちらをご覧下さい。
・学校がない日は基本休み
お子さんが学校で休みの日は一緒に休めるので、休日は家族との時間を過ごせます。ただし、土曜参観などの学校行事で、
年に数回、土曜出勤もあります。土曜出勤をお願いされても、お子さんの面倒をみる人がいない場合などは、お休みがもらえます。
・料理の腕が上がる
切りもの、成型などにより、料理の腕が上がります。毎日、数百人分の野菜の切りものをするので、ご家庭の料理が楽に感じられるようになります。
・昼飯が食べられる
現在、自治体によっては、給食が食べられない現場も増えています。給食費は毎月の給料から引かれます。
・こども達の笑顔が見れる
最近は難しくなっていますが、自分のこどもの通っている学校で、働けるところもあります。そこは会社や学校側としっかり確認しましょう。お子さんの成長を近くで見守れて、嬉しい特典ですね。くれぐれも現場内の内部情報は他の保護者の方に流さないように注意してください。こどもたちの笑顔は元気が貰えます。
・仕事内容がルーティン
仕事の流れやルールさえ覚えてしまえば、日々の作業がルーティンなので、簡単です。
・調理師免許の受験資格が手に入る
勤務日数や時間にもよりますが2年以上働けば、調理師免許の試験を受けれるようになります。調理師免許は持ってて損はありません。これさえあればパートから社員として働けるようになります。実際にパートからチーフまで上り詰める人もいます。
・休憩時間中も時給がつく
タイムカードが導入されてない現場であれば、途中休憩も時給が発生します。
デメリット
・人間関係がめんどくさい
女性が多い現場なので、人間関係が大変かもしれません。お局さんは本当に面倒です。
・暑い、寒い、重労働
上記でも、説明しましたが、労働環境は激務です。
・手荒れ
1日に何回も手洗いするので、手荒れが困ってる方々もいます。仕事後は保湿クリームなどで、ケアしてあげましょう。
・太る
給食を食べ過ぎて太る方も多いです。ただし、現場によっては、人数分の量しか、もらえず、おかわりができない現場もあります。
・なまものを食べれない
生卵や寿司を食べるのは職業上、控えないといけません。ノロウイルスの汚染源である、生牡蠣なんて、絶対に食べてはいけません。
・お洒落ができない
髪を染めるのはダメだし、化粧も控えめに出勤しないといけません。マニキュアなど、手の爪のお洒落もできません。
※女性の方は、髪を少しぐらいなら、茶にしても大丈夫です。会社によるかもしれませんが、派手で目立たなければ、大丈夫です。夏休み等の長期休みの間に思い切って染めてる人もいますね。講習会等に行くときは髪色に気を付けてくださいね。
給食パートの Q&A
僕のサイトにお問い合わせがあった内容を掲載していきます。
Q:“子育てしているスタッフの方は、保育園からの急な呼び出し(熱など)は職場に連絡が来ていましたか?”
A:学校や会社の規則にもよりますが、基本的に勤務先の学校の電話番号を緊急連絡先にすることになります。どんな流れになるのかシミュレーションしてみましょう。保育園でお子さんが急な発熱があり、保育園から緊急連絡先に指定している勤務地(学校)に連絡が入ります。
「○○保育園ですが、給食室で働いてる○○さんはいらっしゃいますか?折り返し、保育園の方に連絡をするように○○さんに伝言をお願いします。」と。
そして、職員室から給食室に内線の電話が入ります。伝言を聞いた○○さんは急いで、休憩室に駆けつけて、自分の携帯から保育園に連絡します。その後、チーフに事情を話して、早退してすぐに迎えに行くことになります。
これらのことは小さなお子さんがいる家庭では当たり前のことなので、現場の方々は快く見送って送り出してくれます。現場の方々に悪い気持ちになるかもしれませんが、こればかりは仕方ないことです。みんなパートは母親を経験してきた大先輩方なので、理解してくれる人達が多いはずです。そんな方々のためにも、迷惑をかけてしまう分、普段は率先して人一倍働くように業務に取り組みましょう。この仕事を続けていくうえで人間関係が大切です。思いやりや小さな気配り等がとても大切です。
まとめ
できない『ゆとり社員』が増えている影響で、パート達も、
『なぜこの人達が社員なのか?』
『なぜ、私達よりこの人達が給料高いの?』
などと、不安が貯まっている方も中にはいます。
ゆとり社員の教育については、こちらの記事をご覧下さい。
社員の方も、パートに不信感を与えないように、ひとつひとつの行動に慎重になりましょう。正直、年数を重ねているパートは、社員よりできる方々が多いです。スピードも丁寧さも、職人レベルに達しています。パートあっての給食といっても過言ではありません。
パートなしでは給食が成り立たないのは事実です。
だからといって、そこにつけこんで、パートも調子にのって、会社を困らせないようにしましょう。度を越えすぎるのは解雇に繋がります。問題ばかり起こす、調子にのりすぎたパートは、いつのまにか辞めてしまってる傾向にあります。これに関しては社員にも言えることですが。
『働いている』のではなく、『働かせてもらっている』という、謙虚な気持ちを忘れずに、まじめに仕事に取り組みましょう。
学校給食はチームワークが必要不可欠です。よりよい、職場環境を皆で築きあげていってくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
給食調理補助の仕事を希望しています。
質問ですが、野菜を洗ったり洗い物を洗う時は手袋使用可能ですか?
手荒れが酷いのですが、手袋をすれは大丈夫なので.
中村さん
コメント拝見させていただきました。手荒れがひどいので、手袋が使用可能か?という事ですが、薄手の使い捨てのゴム手袋を使用することは可能です。手に傷口があったり、荒れてる方は必ずしています。しかし、手袋というのは、ちょっとしたことで破れやすいです。知らない間に、何かに引っかかり、破損してる場合があります。そういった場合、必ず破損した部分と本体の手袋が結合していないか確認しないと次の作業に進むことができません。見つからない場合は最悪、給食が提供できなくなることでさえ考えられます。だから、僕の現場では手袋の使用できるシーンは限定しています。(何かキレイなものを触らないといけない時、手に傷口があるとき等)
手荒れ予防のために手袋を使用するという事はさせていません。(あくまでも僕の現場の場合)
結局はそこの現場のルール次第と言うことになってくるかと思います。他の現場では手荒れ予防のために、手袋をしている人もいます。
この仕事で手荒れで苦しんでる方々はとても多いです。仕事後の手のケアなどか大切になってくるかと思います。
宜しければ、こちらの手荒れの記事について、ご覧下さいませ。
齋藤さん
はじめまして。コメント拝見させていただきました。
60を過ぎてからの調理師学校からの給食業界への就職は正直、厳しいかと思います。会社も余程の人手不足・経験者でなければ、まず雇わないでしょう。
仰る通り、調理師補助→調理師免許→社員という流れが一番現実的です。
調理師学校の知識や経験は、学校給食ではあまり役立ちません。大量調理という枠は特殊です。それならば、調理補助として、ガッツリ1年働いた方が遥かに良いです。
そして、今からでも、できることはやっときましょう。
まずは、ご家庭で料理をはじめる等して、少しでも包丁や調理に慣れておく。給食調理補助といっても、普段から料理をしている主婦の方でも、厳しかったりもしますので。包丁の切りものが早いだけでも、即戦力になるかと思います。
あとは体力作り。60を過ぎた身体に給食作りはなかなかのハードワークになります。現場の環境も暑かったり、寒かったりと過酷だし、力仕事も多いので、基礎体力を高めておくと良いでしょう。
僕にできるアドバイスはこれぐらいになりますが、少しでも参考になれば幸いです。
こんにちは。
この春から学校給食のパートをしています。
170人ほどの小規模校で正社員2・パート2(4時間6時間)で、少しゆとりのある仕事となっています。パート2名の経験が浅いためだと思われます。
お聞きしたいのは下処理室についてです。
少し早出の社員さんが先行して野菜の下処理を始め、パートの出社とともに交代します。(下処理室はパートのみ)
野菜の洗浄順は基本的に和え物に使う野菜・葉物を優先し、根菜きのこもやしとなります。
その日のメニューによっては早く欲しいもの等あるようですが、前日の打ち合わせでそういった話がないこともあり、基本的な出し方をして叱られることがあります。
他の学校では下処理室に社員さんもいて野菜の順番等は指示してくれるのでそういった悩みはないと聞いたのですが、本来社員パートどちらの仕事なのでしょうか?
また順番を間違えることはそれほど大きなミスなのでしょうか?
私のところの社員さんは「調理日誌(調理の指示も書かれている)を自分で見て自分で判断しなさい」というスタンスです。
私としてはイレギュラーな献立や手順の時は打ち合わせや当日に一声かけてほしい(○○先だよという程度に)と思いますが、そう思うのは「甘えだ」という雰囲気があります。
リーダーは全般的に独善的で、日頃自分のミスには甘い印象で、同じことをパートがするとトラウマになるくらい言われます。
職場の風通しが悪いことは間違えようがありません。(こういう雰囲気は良くないなあと思うのですが、ここ数ヶ月の学習の賜物で、余計な会話は必要とされていないという態度なので私もあきらめました。)
盛大に愚痴が入ってしまいスミマセン?
さとうさん
はじめまして。コメント拝見させていただきました。
下処理は社員、パートどちらの仕事とかはありません。現場毎に違います。責任者のやり方で決まると思います。
ちなみに自分の現場でも、朝は社員が、その後はパートが下処理を引き継ぐ形です。ただ、優先してもらいたい野菜があれば、社員が指示出しはしますけどね。
小規模校で調理員の人数が少ないと、必然とパートの能力も求められてきますよね。逆に大規模校でパートの数が多ければ、個人能力のごまかしはききますが、今度は人間関係で疲れることになります。
学校給食って、日々の大きな流れは同じですが、状況によって考える力や応用力が求められます。これは社員、パート関係なく、従事している方、全てに求められることだと僕は思います。
だから、さとうさんの現場のリーダーの気持ちもなんとなくわかります。ちゃんと判断して、考えられる人になるように育成したいのでしょう。その方もそのように教わったんだと思われます。
ただ、自分に甘く、人に厳しいのは、上に立つ人間の器ではないですね。僕はそういう人が嫌いです。
そして、僕の場合は確認は必ず欲しいですけどね。
確認と言っても、1から全て聞くのではなく、自分で考えたうえでの発言ですね。
「今日は何からやりますか?」
「和え物の野菜からはじめてもいいですか?」
↑これらの質問はNG。
例えば、いつもなら和え物、葉物が先かもしれないが、献立がコロッケであれば、ジャガイモが優先になります。
「今日はコロッケなので、ジャガイモからで大丈夫ですか?」
↑この確認の仕方ならOK。
これだけでも、相手が受ける印象は違うかと思います。この人、何も考えてないのかな?と思われないような質問の仕方をするように、僕の現場のパートさん達にも「まずは考える事」を心掛けさせています。
それでも、確認内容も、忙しいときに、この程度の内容を今更、聞いてこないでってイラッと思ってしまう時もありますが…。それでも、確認は大切ですね。大きなミスをしてからでは、遅いので。
ただ、さとうさんのようにまだ経験が浅い方には、難しい問題ですよね。
この仕事を続けていきたいのであれば、今はまだ我慢して覚えていくしかないと思います。
とりあえず、1年間働けば、献立もサイクルで同じ献立がまわってくるだろうし、行事食も一周するので、色々と見えてくるはずです。特に行事食などの年1の献立であったことは、仕事後にメモしてまとめて、残しておくと良いですね。
まずは自分ができることをやり、それでも無理であれば、リーダーではなく、その上の人間に相談すると良いと思います。近くに他の現場があれば、そちらに異動ってのもありです。パートが異動するなんて話はうちの会社でもよくある話なので。
遠くから応援してます!さとうさん、頑張って下さい。
お時間をさいていただきありがとうございます。
2学期を無事に終えることができホッとしています。
自分の未熟さは当然なので一生懸命やっていますが、指示を出す側が求めているのは1回口頭で説明したらできて当然という様子で、以後の確認も許されない態度なので萎縮しまくってます。
>「今日は何からやりますか?」
>「和え物の野菜からはじめてもいいですか?」
>↑これらの質問はNG。
>例えば、いつもなら和え物、葉物が先かもしれないが、献立がコロッケであれば、ジャガイモが優先になります。
>「今日はコロッケなので、ジャガイモからで大丈夫ですか?」
>↑この確認の仕方ならOK。
これも実は上から順にやってみましたがどうやっても間違えると結局叱られています。
「献立表に書いてあるでしょう。確認した?言ったよね 確認しろって。」
確認しても分からなくて聞いてもこういう返答です。
「何回でも聞いて」というわりに、ご自分の指示の曖昧さや双方の捉え違いによる間違えは全て聞き手が悪いというふうに叱られるので極論台ふきの絞り方すらしかられるといった雰囲気です。
その割にご自分のミスは「あ~ やっちゃたよ~ 疲れてるのかなあ」と社員同士で話して終わりです。
組織の上に物申したいのですが、こちらも頼りになりません。
(スミマセン やっぱり愚痴になっちゃいます)
>遠くから応援してます!さとうさん、頑張って下さい。
ありがとうございます。嬉しいです。
出来れば接している子供達が将来なりたい職業として興味を持ってくれるような背中を見せたいものです。
もうちょっとやれることから精一杯がんばってみます。
ありがとうございました。